第2回問11~問20の解き方

第2回キャリアコンサルタント試験学科試験問題を徹底解説!

全50問の目次

問11.レビンソンの成人発達理論

 養成講座のテキストに詳しく掲載されている成人発達理論からの具体的な内容の出題でした。第1回でも出題されています。しっかりと対策をしておきましょう。

1.○ 「青年期から成人前期への橋渡しの期間」。【テキスト2-P83】

2.○ 新たな人生における重要な選択を行うか、以前の選択を容認するか。【テキスト2-P84】

3.× 老年期に入る準備は、60~65歳にかけての「老年への過渡期」に行われる。【テキスト2-P85】

4.○ 人生半ばの過渡期にあまり変化しなかった場合、50歳の過渡期が危機になることがある。【テキスト2-P85】

問12.キャリアの転機や発達課題

 1と2の正誤判定が非常に難しい問題でした。

1.× ※出典の入った文献を現在取り寄せ中です。

2.○ 積極的に×にする根拠がなく、消去法で残しています。

3.× ブリッジスは「終わり」から「始まり」の3段階。【テキスト3-P63】

4.× マキシサイクルを提唱したのは、スーパー。【テキスト3-P17】

問13.シュロスバーグの理論

 養成講座のテキストで対応できますが、渡辺先生の著作に詳しく説明されており、問題文の文章も非常に似ています。理論家対策の参考書として、じっくり読めておすすめです。

1.× キャリアアダプタビリティは、スーパーが初めに提示し、それを引き継いだサビカスがキャリア構築理論の中核概念とした。【渡辺先生P182】

2.× あくまで転機のタイプの分類であり、重大性の識別は別の問題である。

3.× 転機が役割、関係、日常生活、考え方をどの程度変えていくかで識別する。【渡辺先生P135】

4.○ 4Sは前回も間違った選択肢として出題。外せません。【渡辺先生P135】

問14.若年無業者の特徴

 落ち着いて、常識的にアプローチすれば消去法でも解答が導きだせる問題です。

1.× 「~特性が欠如」とは言い切れない。

2.× 「大雑把な性格の者が多い」とは言い切れない。

3.× 大学進学率が50%を超えているなかで、「高等学校以上の最終学歴」が少ないとは言えない。

4.○ 就労や社会参加への自信や意欲を醸成する。

問15.職業能力評価基準

職業能力評価基準のポータルサイトに活用ガイド(PDF)がありますので、一読しておきましょう。【職業能力評価基準ポータルサイト

1.× カスタマイズが可能であり、より効率的な運用ができる。

2.× 企業の人材ニーズと労働者の有する職業能力とをマッチングするためのものである。

3.○ 職能要件書、職務記述書、役割基準書等に活用することができる。

4.× 従業員の職務能力向上に役立つ。

問16.公共職業訓練

 書籍等では学びにくい問題。情報はすべて厚生労働省のサイトにあります。

1.× 日本版デュアルシステムは、働きながら学ぶ、学びながら働くシステムで、企業における実習訓練と教育訓練機関における座学を並行的に実施する。【厚生労働省

2.× 離職者訓練には、「ものづくりの訓練」と「地域の実情に合わせた訓練」がある。【厚生労働省

3.× 公共職業訓練には、「在職者訓練」がある。【厚生労働省

4.○ 求職者支援訓練は、雇用保険の被保険者でなかった求職者も対象となる。【厚生労働省

問17.教育訓練給付金

 書籍等では学びにくい問題。情報はすべて厚生労働省および、ハローワークインターネットサービスにあります。

1.○ 一般教育訓練給付金→20%相当額。【厚生労働省

2.× 専門実践教育訓練→受講開始日現在で雇用保険の被保険者であった期間が10年以上(初めて支給を受けようとする方について は、当分の間、2年以上)。【厚生労働省

3.○ 一般教育訓練給付金→雇用保険被保険者の期間3年以上(初めて支給を受ける場合は1年以上)【厚生労働省

4.○ 専門実践教育訓練給付金の申請には、受講開始1ヵ月前までにジョブカードの提出が必要。【ハローワークインターネットサービス

問18.人事考課

 養成講座のテキストにまとめられている内容であり、ここはしっかりと得点したいところです。なお、4の近接誤差は遠近効果(最近のことを過大に評価)のことです。【テキスト6-P35、36】

1.× 文章は、寛大化傾向の説明。【テキスト6-P35】

2.○ 評価項目の間につながりや関連があると憶測で決めてしまう傾向。【テキスト6-P35】

3.× 文章は、ハロー効果の説明。【テキスト6-P35】

4.× 文章は、中心化傾向の説明。【テキスト6-P35】

問19.人事制度

 情報がテキスト等にあまりない問題ですが、こちらのサイトにわかりやすくまとめられています。【日本の人事部

1.× 働く人を序列化する基軸には、「能力」「職務」「役割」の3つの軸がある。

2.× 職能資格制度では、年功序列的な運用になるケースが多く、等級が上がるにしたがい、役職の数が不足しがちである。

3.× 境界線を明確にしやすいのは、職務等級制度である。

4.○ 職務等級制度は、職務の中身や難易度を明確化して、それに対応する等級を設定する。

問20.労働市場における若年者の状況

 正誤判定の難しい時事問題。様々なサイト等から根拠を得ました。

1.○ 就職後3年以内の早期離職率は、中学(6割)、高校(4割)、大学(3割)。【厚生労働省

2.× 就職環境改善により、学生側の大手志向は強まっているが、中小企業の大卒者の求人自体は減少傾向とはいえない。

3.× 若年者失業率は、諸外国に比べると低水準といえる。

4.× 15歳~24歳の非正規雇用割合は1990年に比べ2014年は28.1ポイント上昇している【総務省統計局

参考資料・文献

日本マンパワーキャリアコンサルタント養成講座テキスト

新版キャリアの心理学渡辺三枝子(ナカニシヤ出版2007年)

日本の人事部

厚生労働省、総務省

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