第4回問41~問45の解き方

第4回キャリアコンサルタント試験学科試験問題を徹底解説!

問41.仕事理解の支援

 仕事(職業)理解は頻出項目であり、木村先生の著書からの出題です。該当箇所を読んでいなくても、情報提供の基本姿勢からアプローチして消去法でも回答できますが、職業の種類は約17,000と覚えておきましょう。

1.× 『できるだけ多くの職業やキャリア情報を個人に提供し、個人はそれを的確に理解し、吟味して進路選択やキャリア形成に活用することである』【木村先生P88】

2.○ 『職業を理解する第一歩は、どのような職業が、どのような関係を持って存在するのかその全体像をできるだけ幅広く理解することである。』【木村先生P89】

3.× 『職業理解とは、職業、産業、事業所、雇用・経済・社会状況を理解することである。』【木村先生P89】産業や事業の理解も仕事理解に含まれる。なお、引用文の内容は、第1回問40、第2回問40、第3回問40で連続して出題されている。

4.× 厚生労働省編職業分類では、大分類(11分類)、中分類(73分類)、小分類(369分類)、細分類(892分類)の構造で約1万7,000の職業を分類している。【木村先生P89】

 楽習ノート「仕事理解」の支援

問42.仕事理解の支援

 ハローワークインターネットサービスの職業の特徴や労働条件等の紹介ページはあまり知られていませんが、キャリアコンサルティングでも活用できる職業図鑑です。本問は消去法アプローチでいきましょう。

1.○ ハローワークインターネットサービスには職業解説のページがあり、50音順検索、職業分野から検索し、約400の職業について、仕事の内容や労働条件の特徴等を解説している。【ハローワークインターネットサービス

2.× 厚生労働省編職業分類は、日本標準職業分類(総務省)に準拠しており、独立した体系とはいえない。【木村先生P89】

3.× 提供した情報を個人が的確に理解し、それを吟味し、活用することが重要であるため、避けるべきではない。【木村先生P88】

4.× 労働に関する法律の知識などは、伝えるべきである。

問43.仕事理解の支援(インターンシップ)

 インターンシップについて、出典資料としては経済産業省の下記資料がありますが、出典を知らなくても、消去法でアプローチしましょう。

 インターンシップの導入と運用のための手引き

1.× 労働関係法令が適用されることもある。『受入先と学生との間に使用従属関係等がある場合は,労働基準法等が適用され,受入先での賃金の支払いが義務。』【手引きP14】

2.× 特に限度は設けられておらず、1週間未満から6か月以上まで様々である。【手引きP3】

3.× 目的は様々であり、早期の就職内定獲得が第一の目的ではない。【手引きP7】

4.○ 報酬や経費負担は、大学等と企業等が協議して決定する。【手引きP14】

問44.仕事理解の支援

 すべて木村先生の著書が出典ですが、これまで未出題の内容であり、正誤判定が非常に難しい問題です。

1.○ 『「職業ハンドブック」作成のために使用される職業調査が典型的な職業調査と言える。』【木村先生P105】

2.○ 『「期待される人間像」を把握することに重点を置いた職務の把握の仕方が職務調査である』【木村先生P102】

3.× 選択肢の文章は、課業(task)の説明である。『「職務(job)とは「主要なまたは特徴的な課業(task)と、それに伴う責任が同一の職位(position)の集まり」をいう』【木村先生P100】

4.○ 『分析の方法は、「作業中の職務在籍者を観察し、その労働者、監督者、その職務に詳しい関係者に面接して、それを一定の法則に従って記述すること』【木村先生P101】

問45.意思決定の支援

 4つの選択肢は、いずれも、木村先生の著書の文章からの出題ですが、読んでいなくても消去法もしくは積極法で導き出しましょう。

1.○ 『まず第1に重要な方策は、カウンセラーとクライエントの共同作業による「目標の設定」である。』【木村先生P292】

2.× 『目標は、明確に宣言され、かつ到達可能であるとき人を最も動機づける。』【木村先生P294】

3.○ 『目標設定は、クライエントが自分の考えを方向付け、最終目標に向かって行動するのを援助する。』【木村先生P293】

4.○ 『目標設定は、カウンセリングの進展を客観的に測定、評価するのに役立つ。』【木村先生P294】

参考文献・資料

キャリアコンサルティング理論と実際4訂版木村周著(雇用問題調査会2016年)

経済産業省

ハローワークインターネットサービス