スーパーの理論【一問一答】

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(全10問)

Q1.スーパーは、職業に対する好みやコンピテンシーを一旦確立した後は、時間や経験をとともに変化することはないとした。

A1.×:好みやコンピテンシーなどは、時間や経験とともに変化し、それゆえ自己概念も変化していく、としている。なお、青年期後期から晩年にかけて安定性を増していく。【渡辺先生①P28、②P52】

Q2.スーパーは、自己概念が変化していくプロセスは、成長、探索、確立、維持、解放、衰退の6つのライフ・ステージに集約されるとした。

A2.×:成長、探索、確立、維持、解放(又は衰退、下降)の5つのライフ・ステージである。【渡辺先生①P28、②P44】

覚え方:背、高いか?(せいたかいか)

Q3.スーパーは、職業的適合性(vocational fitness)は大きく分けると価値観と興味からなるとした。

A3.×:職業的適合性は大きくわけると能力とパーソナリティにわけられる。価値観や興味はパーソナリティの内容である。【渡辺先生①P36、②P41】

Q4.スーパーの職業的発達段階によると、児童期から青年前期の時期は探索段階にあたる。

A4.×:成長段階にあたる。【木村先生④P37、⑤P37】探索段階は青年前期から成人前期の時期である(15歳~24歳)。【宮城先生P48】

Q5.スーパーの発達段階説によると、仕事に関する空想、欲求が高まり、職業世界への関心を寄せるのは、探索段階の発達課題である。

A5.×:成長段階の発達課題である。【宮城先生P48】

Q6.スーパーのライフキャリアレインボーでは、人は生涯において6つの人生上の役割(ライフロール)があるとしている。

A6.×:スーパーのライフロールは、「子供、学生、余暇人、市民、労働者、配偶者(夫・妻)、家庭人(ホームメーカー)、親、年金生活者」の9つである。【木村先生④P36、⑤P36、宮城先生P50】

Q7.自己概念には、変化に対して抵抗を示す性格がある。

A7.○:自分がもっている自己概念をおびやかすような事態に直面すると、不安や抵抗を示し、停滞する。【ジルP18】

Q8.スーパーは、探索段階と確立段階の間などの発達段階の間には、移行期(Transition)があるとし、その移行期には、ミニ・サイクルが含まれるとした。

A8.○:ミニ・サイクルはある段階から新たな段階へ進むための意思決定の過程である。【渡辺先生①P41、②P45】

Q9.成長期、探索期、確立期を経てから、再び探索期に戻り、新たな職業選択を行うようなことはない。

A9.×:確立期を経て、しばらくして再び探索期に戻ってあらたな職業選択をおこない、その職業で維持期に達しないことも普通になるかもしれない、とスーパーは述べている。【宮城先生P49】

Q10.スーパーのアーチモデルでは、キャリア規定要因が大きく2分類されており、左の柱には社会環境的要因(社会・経済状況)が、右の柱には個人的要因(心理学的特性)が分類されている。

A10.×:逆である。左の柱には個人的要因(心理学的特性)が、右の柱には社会環境的要因(社会・経済状況)が分類される。【宮城先生P55】

(全10問)