11月2日から行われる、第30回キャリアコンサルタント試験の受験申請の受付が本日2025年8月18日よりスタートしました。
どちらの登録試験機関も受付開始日は同じですが、締切日は異なりますので、ご注意ください。
受験申請受付期間
キャリアコンサルティング協議会:8月18日(月)~8月29日(金)
日本キャリア開発協会(JCDA):8月18日(月)~9月1日(月)
受験案内などは、それぞれの登録試験機関のホームページに掲載されています。内容をよくご確認の上、受付期間内にお早めにお申し込みください。
学科試験の内容はどちらで受験しても同様ですが、論述試験、面接試験の内容は異なります。毎回、申請を忘れてしまう方、申請する登録試験機関を間違えてしまう方がいますのでご注意ください。
どちらで受験するか?
どちらの登録試験機関を選ぶかは自由ですが、私の個人的な意見として、これから実技試験対策を進める際に、養成講座の仲間や有志でロールプレイ勉強会や論述問題検討会を行うことがあると思います。その場合、多くの仲間と同じ登録試験機関を選ぶことで、勉強会などで得られる効果や機会がより高まると考えます。
これも私の個人的な意見ですが、登録試験機関により、登録試験機関ごとに重視するカウンセリング技法や論述試験の出題形式が異なるため、異なる登録試験機関の混成チームの場合には、適切なフィードバックを得るのが難しくなることがあります。
また、有資格者にオブザーバーやクライエント役などの協力を依頼する際には、その(受験する)登録試験機関で合格した先輩などに協力を依頼する方がよいでしょう。
なお、実務経験者としての受験資格で受験する方は、登録試験機関により、実技試験の合格率が大きく異なる事実は念頭に置いておきましょう。
第28回試験では、キャリアコンサルティング協議会は63.7%(合格者296名/受験者465名)、日本キャリア開発協会は45.4%(同74名/同163名)でした。第27回でも似たような差がありました。
学科試験対策は間に合う?
11月2日まで、今日を含めて、あと77日です。
第29回試験を受験した方の学習期間は「3ヶ月以上、6ヶ月未満」が最多でしたが、第28回試験では「2ヶ月以上、3ヶ月未満」が最多であり、いずれの回でも、「2ヶ月以上、3ヶ月未満」の方の自己採点による合格率は高い水準でした。
受験申請をしてから本気出す方は、実は多く、間に合います。
学習期間と合格率との相関については、次のアンケート結果をご覧ください。
まだ対策学習をスタートさせていない方は、是非、今日からでも5分だけでもよいですから、スタートさせましょう。「テキスト&一問一答」は、興味のある章や節から、まず読んでみましょう(読む順序に決まりはありません)。特典動画(理論家攻略マップ)やWebアプリもどうぞご活用ください。
なお、本格的な学習スタート時には、最近の過去問1回分を解いてみることをお勧めしています(現在地の確認)。そして、出題範囲表を確認してみましょう(全体地図の確認)。
効果的な学習の順序や学習方法の10のポイントについては、次の記事を参考にしてみてください。
受験したみなさんの学習法を公開しました!
第29回試験を受験したみなさんからのアンケート結果「学習法やご感想」を公開しました。394名の奮闘の姿、学習法の工夫など、とても参考になります。
是非、次回試験対策の作戦立案にお役立てください。
ご不明な点やご質問、ご相談などがありましたら、「お問合せ」より、お気軽にお伝え下さい。
第30回試験に向けて、ご一緒に、頑張っていきましょう。