↑動画版ではクイズ形式&ワンポイント解説をお伝えしています。
キャリア理論やカウンセリング理論の「理論家」問題は、得点源にしたいところですが、理論家や理論に関する問題は全体の2割程度です。
一方で、官公庁資料を由来とする問題は、理論家よりも多く、全体の3割程度出題されますので、バランスの取れた対策が必要です。理論家「沼」に陥らないように注意しましょう。
そこで、理論家(理論)対策にメリハリを付けられるよう、これまでの全32回の国家試験(キャリアコンサルタント試験)に出題された、キャリア理論家とカウンセリング理論(療法)の理論家に関する出題選択肢数を集計し、ランキング形式でどの理論家がよく出題されているのかをお伝えします。
これまでに出題された過去問での出題選択数によるランキングと、過去問を理論家ごとに解く際に活用できる過去問解説へのヨコ解きリンクを作成しています。
出題の8割は18人の理論家で構成されている
まず、みなさんにご覧になって欲しいデータがあります。これは、出題ランク別の理論家の人数と出題割合を示した表です。
これまでに出題された理論家は、キャリア理論とカウンセリング理論をあわせると全66人です。
出題ランク別に出題割合を集計すると、第1位~4位のSランクの4名で約33%の出題割合を占めています。
また、それに次ぐ5位から18位のAランクの14人は約48%の出題割合、つまりS&Aランクの18人の理論家で約8割(81.1%)の出題割合を占めています。
出題内容の81.1%を27.3%(18人)の理論家が占めていることから、いわゆる80:20のパレートの法則に近い状況を表しています。
全18人であれば、短期間でも十分、マスターできます。丁寧に特徴を確認しましょう。
もちろん、万全を期すためにはBランク、Cランクも気になりますが、まずはS&Aランクのマスターを目標にしましょう。ランキングを学習の優先順位付けや、過去問攻略にどうぞご活用ください。
集計方法に関する注意点
集計方法は、問題文や選択肢における具体的な人名表記をカウントの基準しています。以下でお伝えする【 】内の数は、選択肢の数を示しています。
また、選択肢には人名がなく、冒頭問題文に「スーパーに関する次の記述のうち、適切なものはどれか」という問いがあり、選択肢が4つある場合には、選択肢4つすべてを「スーパー」に関する出題としてカウントしています。
なお、このような「選択肢4つ分の出題」を、みん合では、「大問(だいもん)」と名付けています。
また、例えば、精神分析療法では「フロイト」が有名ですが、精神分析療法に関する問題文や選択肢ではあるものの、フロイトの人名表記が問題文や選択肢の中には見当たらない場合には「フロイト」の出題としてはカウントしていません。
ですから、その理論家(理論)に関する絶対的な出題数とは言えませんが、出題頻度の目安として、学習のメリハリ付けや、試験直前等にこれまでに登場したことのある理論家を網羅しておきたい場合などにご活用ください。
理論家出題ランキング
これまでに人名での出題があった理論家は全66名、キャリア理論39名、カウンセリング理論27名の頂点に立つのは果たして…。
それではランキングの発表です!
動画版では、ランキングを人名クイズ形式でお伝えいたしますので、そちらもご活用下さい。
【 】内の数字は、これまでの出題選択肢数です。
Sランク理論家(4人)
スーパー【123】
第30回、第32回では出題がありませんでした。対策しておきましょう。
サビカス【88】
第32回では大問で2問(8選択肢分)の出題があり、シャインを抜いて2位へ上昇しました。
シャイン【85】
第32回では、キャリア・アンカーに焦点を当てた出題がありました。
シュロスバーグ【78】
第32回では、転機の3つの構造からの出題でした。
ここまでがベスト4。群を抜いて出題数の多い、Sランクの理論家四天王(スーパー、シャイン、サビカス、シュロスバーグ)と勝手に名付けています。
出題Sランクの「4人のS(フォーエス)」と捉えておきましょう。この4人で全体の3分の1(約33%)の出題割合を占めています。
Aランク理論家(14人)
続いて、次に出題の多いグループを見ていきましょう。特に、これまでの出題選択肢数【22】以上の理論家は出題Aランクと位置付けており、Aランクには14人がいます。
クランボルツ【53】
第32回では大問での出題があり、ホランドを抜いて5位に浮上しました。
6位:ホランド【56】
2回連続で出題がありませんでした。これまでのペースでは、次回の出題が予想されます。
7位:ロジャーズ【50】
カウンセリング理論(療法)の理論家での1位はロジャーズです。カウンセリング理論家の特徴、キーワードの整理には次のページをご活用ください。
8位:ホール【48】
最近、大問での出題が多い傾向がありますが、第32回では出題がありませんでした。
9位:ジェラット【45】
クランボルツとテニス仲間のジェラットですが、クランボルツと差が付いてきました。大問での出題は、第26回以来ありませんので出題が予想されます。
10位:エリクソン【43】
見分けがつかないと言われがちな、エリクソン、レビンソンは、今回も出題がありませんでした。
11位:レビンソン【39】
直近6回分で出題がありません。そろそろか…。
12位:ブリッジス【36】
終わりから始まるブリッジスも、大問での出題は26回以来ありません。
13位:フロイト【35】
人名での出題はありませんでしたが、フロイトらの「精神力動論的アプローチ」の内容が今回出題されました(問10)。
14位:ハンセン【31】
しばらく本格的な出題がないのが不思議です。
15位:バンデューラ【30】
自己効力感の4つの情報源が頻出です。
16位:パーソンズ【29】
人名での出題はありませんでしたが、特性因子論の内容が今回出題されました(問6)。
17位:アイビイ【27】
人名での出題はありませんでしたが、マイクロカウンセリング(積極技法)の内容が今回出題されました(問36)。
18位:マーシャ【22】
4つのアイデンティティ・ステイタスのうち、いずれかの内容を問う問題が問われており、第29回に二巡目に入っていますが、この3回は出題がありません。そろそろかもしれません。
ここまでが出題選択肢数22以上のSランク及びAランクの18人で、出題割合の約8割(81.1%)を占めており、よく出る頻出理論家と位置づけています。
また、この18人は大問での出題も多いのが特徴です。
Bランク理論家(14人)
続いて、時折、出題のある出題Bランク理論家です。
19位:ハーズバーグ【17】
20位:國分康孝【16】
21位:エリス【13】
22位:マズロー【12】
23位:パールズ【11】
23位:バーン【11】
25位:ギンズバーグ【10】
25位:ヒルトン【10】
今回、ヒルトンの大問の出題があり、ランクアップしました。
27位:アドラー【7】
27位:カーカフ【7】
29位:スキナー【6】
29位:吉本伊信【6】
29位:森田正馬【6】
日本の精神療法である、内観療法と森田療法は、時折、人名とキーワードの組合せ問題で出題があり、今回は森田正馬の出題があり、ランキングも並びました。
32位:ニコルソン【5】
ここまでが出題Bランク(15人)の主に選択肢レベルで登場することがある理論家です。S+A+Bの32人の理論家は、理論の特徴、キーワードを思い出せるようにしておくと安心です。
Cランク理論家(34名)
Cランクの理論家のうち、4選択肢分出題されているのは以下の理論家です。
平木典子、ハーとクレイマー、ハヴィガースト、コクラン、レヴィン、デシ、ハックマンとオルダム、ハーシーとブランチャード、レント・ブラウン・ハケット
Cランクでも、大問として出題されたことのある次の理論家は、やや注意です。
平木典子、デシ、ハックマンとオルダム、ハーシーとブランチャード、レント・ブラウン・ハケットが大問で出題されています。
なお、大問として出題された理論家の過去問の出題回と問題番号については、ページ下部の「理論家別ヨコ解きリンク」で紹介していますので、必要に応じてご確認ください。
その他のCランク理論家(全34名)につきましては、この後の試験に出た理論家ランキング詳細資料をご覧ください。
第32回で初出の理論家(人名)
第32回で初出の理論家はいませんでした。
これまでに出題されている理論家は、キャリア理論とカウンセリング理論を合わせて全66名です。なお、「レント、ブラウン、ハケット」や「ハックマンとオルダム」などは、ランキング上、1名(1組)と集計しています。
理論家ランキング(選択肢数)の詳細資料はこちら
これまでに出題された理論家66名の一覧、及び出題選択肢数の詳細は下にPDFの資料を用意しています。併せてご確認ください。
キャリア理論家とカウンセリング理論家を分けて確認したい方は、Excel版で種類(「キ」と「カ」で区分)の列をソートするなどしてご活用ください。
理論家別ヨコ解きリンク
「スーパーについて…適切なものはどれか。」といった大問(選択肢4つ分)での出題については、これまでの過去問解説へのリンクを一覧にした、「理論家別ヨコ解きシート」を用意しています。
これまでに大問で出題された理論家は全32名います。
大問は理論家ごとの特徴、要点が、その一問に盛り込まれた問題が多いですから、ポイント整理に役立ちます。理論家別にヨコ解きをする場合には、次のPDFかExcelのシートをご活用ください。それぞれの問題番号から該当する過去問解説へリンクしています。
なお、第1回~第29回の過去問解説はプラス会員限定公開となりますので、ログインしてからご覧ください。
合格問題集(第3版)のキャリア理論家(理論)別問題一覧表
合格問題集(第3版)には、キャリア理論家(理論)に関する問題が全42問あります。人名単位での大問も多いため、人名ごとのページ数、問題番号を整理しました。テキスト&一問一答(第4版)の参照ページも記載していますので、復習にも役立ちます。
合格問題集(第3版)のキャリア理論家(理論)別問題一覧表
ダウンロードはこちらから→【PDF版】
理論家のキーワードの確認に
理論家の分類や繋がり、キーワードについては、テキスト&一問一答の「理論家攻略マップ」や「試験に出る(かもしれない)59人の理論家」をご覧ください。
なお、こちらの資料は、みん合☆プラス会員のMyページにて、PDFファイルを差し上げています。
テキスト&一問一答(第4版)Pⅳ~
テキスト&一問一答(第4版)PⅦ~
ご活用ください!
各理論家の特徴、ポイント、キーワードの整理にはテキスト&一問一答(第4版)をご活用ください。また、読者特典の動画では、理論家攻略マップの解説をしています。
また、本試験レベルの問題演習には、過去問を研究して作成した全212問の四肢択一式問題からなる、合格問題集(第3版)をご活用ください。
みん合☆プラス会員のご案内
キャリアコンサルタント試験の直近3回分以外の過去問解説や、試験傾向がよく似ている2級技能検定や1級技能検定の過去問解説、そのほか会員限定公開のページは、みん合☆プラス会員へ入会するとご覧になることができます。
学科試験対策のお伴に、是非ご検討ください。テキスト&問題集や合格問題集をお持ちでない方には、大変お得な書籍セットのコースもあります。
合格目指して、頑張っていきましょう。
応援しています。