令和7年度学校基本統計のまとめと問題

Check Sheet ONOFF

Check Sheet機能をONにしてマウスオーバー(タップ)で確認しましょう。

4月29日までどなたでもご覧になれます(以降は会員限定公開)。

学校基本統計(学校基本調査)は、定期的に出題があり、出題される内容は、①学校種別の在学者数の状況、趨勢、②高等学校や大学の就職率や進学率があります。見ておかないと差がつくトピックです。それらを特に意識して確認しましょう。

 令和7年度学校基本統計(学校基本調査の結果)

在学者数の傾向(P1)

・少子化の影響を受け、幼稚園、小学校、中学校は過去最少を更新している。また、高等学校も減少している。

・ただし、幼保連携型認定こども園、義務教育学校、中等教育学校、特別支援学校は過去最多となっている。

幼稚園と保育園を合わせたものが幼保連携型認定こども園、小学校と中学校を合わせたもが義務教育学校、中学校と高等学校を合わせたものが中等教育学校である。

幼保連携型認定こども園は共働き世帯の増加による保育ニーズの高まりにより増加傾向であり、義務教育学校は地域の公立の小中学校の統廃合によって新設される学校が急増している。

また、中等教育学校は、教育の特色を出すため、新設が相次いだ時期がある。近年の増加数は落ち着いているが生徒数は増加している。

高等教育機関の在学者数等の傾向(P2)

・大学全体の在学者数は、約297万人であり、前年度より2万3千人増加し、過去最多である。なお、学部(約265万人)、大学院(約28万人)ともに過去最多である。

・大学学部の女子学生は、約122万人で、前年度より1万5千人増加し、過去最多であり、学部学生に占める女子学生の割合は、約46%である。

高等学校の卒業後の状況(P5)

・高等学校の卒業者に占める大学・短期大学への進学者の割合は約61%で、過去最高である。

・卒業者に占める就職者の割合は約14%で、過去最低である。

大学(学部)卒業者の進路(P6)

・卒業者に占める就職者の割合は、77%である。

・大学院等への進学率は、約13%である。

ほか、進学でも就職でもないことが明らかな者は約7%、有期雇用労働者などが約1%である。

別の資料における、令和7年3月大学等卒業者の就職状況では、大学(学部)の就職率は98%、短期大学は97%となっている。これは、「卒業者」を分母としているのではなく、「就職希望者」を分母としている点に注意が必要である。【文部科学省

修士課程修了者の進路(p7)

・大学院等への進学率は、約11%である。

・修了者に占める就職者の割合は、約78%である。

博士課程修了者の進路(P8)

・修了者に占める就職者の割合は、70%である。

なお、資料から詳細は判明しないが、進学でも就職でもないことが明らかな者が22%もいる。

まとめは以上です。問題で知識を確認しましょう。

本試験レベル問題(全2問)

PDF版とWeb版があります。内容は同様ですので、使いやすい方をご活用下さい。

 本試験レベル問題(全2問)

問1.令和7年度学校基本統計で示された「在学者数」について、最も不適切なものはどれか。

1.義務教育学校の在学者数は、過去最多となった。

2.中等教育学校の在学者数は、過去最多となった。

3.大学(学部)の在学者数は、過去最多となった。

4.大学(学部)の学生に占める女子学生の割合は、初めて半数を超えた。

[第21回問25、2級第23回問21改題]

▼ クリックして正答・解説を表示

正答:4

1.○:小学校、中学校が過去最少になった一方で、小学校と中学校を合わせた義務教育学校の在学者数は過去最多となった。【P1】

2.○:中学校、高等学校が減少している一方で、中学校と高等学校を合わせた中等教育学校の在学者数は過去最多となった。【P1】

3.○:大学(学部)の在学者数は約265万人で、過去最多となった。大学院(約28万人)も過去最多である。【P2】

4.×:大学(学部)の女子学生は、過去最多だが、割合は約46%で半数は超えていない。

問2.令和7年度学校基本統計で示された「卒業後の状況」について、最も適切なものはどれか。

1.高等学校卒業者に占める大学・短期大学への進学者の割合は約6割である。

2.大学(学部)卒業者に占める就職者の割合は9割を超えている。

3.大学(学部)卒業者に占める大学院等への進学率は約3割である。

4.修士課程修了者に占める就職者の割合は9割を超えている。

[第29回問28、2級第33回問21改題]

▼ クリックして正答・解説を表示

正答:1

1.○:61.4%(うち、大学(学部)58.3%)であり、過去最高である。なお、専門学校への進学者は14.4%、就職者の割合は過去最低の13.8%であった。【P5】

2.×:卒業者に占める就職者の割合は、77%であり、大学院等への進学率は約13%である。【P6】

3.×:12.7%であり、そこまで多くはない。【P6】

4.×:78.2%で、そこまで多くはない。11.2%が進学者であり、進学でも就職でもないことが明らかなものが約10%である。【P7】

 

以上、全2問です。これで学校基本統計はバッチリです。