精神分析的理論【一問一答】

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精神分析的理論については、これまでの出題は多くないものの、養成講座テキストをじっくりと読み、概要をまとめておきましょう。他には木村先生、そして独学の方はジル資料がとても効果的です。なお、防衛機制は第14回技能士試験で出題があります。⇒学科試験教材ガイド

(全10問)

Q1.フロイトの精神力動論において、人間を基本的に動かしているものは、意識的な自我であるとされている。

A1.×:人間を基本的に動かしているものは、意識的な自我ではなく、無意識である。【木村先生P27】

Q2.フロイトは、心の構造を、自我、自己概念、超自我の3層からなる「心的装置」として捉えた。(第3回問29類題)

A2.×:自我、イド(エス)、超自我の3層からなるとした。【ジルP102】

Q3.フロイトの構造論において、自我とは主に、無意識的な心の働きである。

A3.×:自我とは主に、意識的な心の働きである。【ジルP102】

Q4.精神分析(構造論)に関係のある用語として、現実原則、快楽原則、道徳原則がある。(第4回問28類題)

A4.○:自我は「現実原則」で、イドは「快楽原則」で、超自我は「道徳原則」で動く。【ジルP102】

Q5.防衛機制は無意識的かつ反射的に生じるため、相談者の防衛機制が働いた場面を把握しておくことが大切である。(第3回問29)

A5.○:防衛機制は不快な感情の体験を弱めたり避けたりするために生じ、防衛機制自体は、正常な心理的反応である。【ジルP103】

Q6.防衛機制の種類について、幼児期など以前の発達段階に戻ることを、反動形成という。

A6.×:これは「退行」の内容であり、例として「赤ちゃん返り」があげられる。なお、反動形成は自分の受け入れがたい側面を無意識状態にしておくために、他の側面の態度を強調することであり、「劣等感のある人ほど威張る」ことが例としてあげられる。【ジルP103】

Q7.防衛機制の種類について、無意識に欲求の表出や充足を我慢してしまう、いわゆる「よい子」の特徴は、合理化の説明である。

A7.×:これは抑圧の説明である。なお、合理化は、自分の欠点を認めるのが苦痛なため、それを正当化して自他を納得させることである。

Q8.ブリルは、フロイトの提唱した快楽主義と現実原則を職業選択と結びつけ、防衛機制の一つである「昇華」の概念を採用し職業選択行動を説明した。

A8.○:【木村先生P27】なお、昇華とは、認められない欲求を社会的に受け入れられる方向へ置き換えることである。

Q9.アドラー心理学の理解に必要なキーワードとして、「劣等感」「共同体(感覚)」「勇気づけ」がある。(第4回問28類題)

A9.○:なお、幸せには「仕事」「交友」「愛」の3つの絆が必要とし、また、「嫌われる勇気」を持つ必要があるとした。【ジルP107】

Q10.ユングらは、「複雑な成人の職業選択活動は、単純な幼児期の活動とまったく同じ本能的な源泉を含んでいる」という仮説をたて、幼児期における欲求に向かうタイプが、青年期の職業選択行動と対応しているとした。

A10.×:ユングらではなく、ボーディンらである。【木村先生P28】

(全10問)

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