ホールの理論【一問一答】

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ダグラス・T・ホールの理論については、養成講座テキストを除くと、渡辺先生の著書に詳しくあります。そのため、今回は渡辺先生の著書から問題を多く出しますが、渡辺先生を読んでいない方も、テキスト等を熟読し対応できるかどうかご確認ください。過去には第1回(大問)、第2回(小問)での出題実績があります。

(全10問)

Q1.ホールのキャリアの定義において、キャリアとは成功や失敗や、昇進の早い、遅いを意味するものである。

 A1.×:成功や失敗、昇進の早い、遅いを意味するものではない。【渡辺先生P146】

Q2.ホールは、統合的生涯設計の理論を提唱した。(第2回問9類題)

A2.×:ホールはプロティアン・キャリアを提唱した。統合的生涯設計を提唱したのは、ハンセン。

Q3.プロティアン・キャリアとは、キャリアは組織ではなく個人によって形成されるとした。(第1回問8類題)

A3.○:さらに、キャリアを営むその人の欲求に見合うようにそのつど方向転換されるものとした。【渡辺先生P147】

Q4.プロティアン・キャリアの核となる価値観には、昇進や権力があり、伝統的なキャリアにおいては、自由や成長がある。

A4.×:逆である。プロティアン・キャリアは自由や成長、伝統的なキャリアは昇進や権力が核となる価値観である。【渡辺先生P149】

Q5.ホールは、キャリアは生涯を通じた経験・スキル・学習・転機・アイデンティティの変化の連続であるとした。(第1回問8類題)

A5.○:【渡辺先生P147】

Q6.アイデンティティという言葉は、ホールによって提唱された概念である。

A6.×:エリクソンにより提唱された概念である。【渡辺先生P148】

Q7.ホールのサブ・アイデンティティの概念は、スーパーのライフロールの概念とほぼ同じ意味を持つ。

A7.○:アイデンティティの一部として、役割期待に呼応する自己認知がサブ・アイデンティティであるとしている。【渡辺先生P149】

Q8.ホールはアダブタビリティを単なる能力やコンピテンシーとして捉えている。

A8.×:単なる能力やコンピテンシーではなく、「アダブタビリティ=適応コンピテンス×適応モチベーション」というモデル化をしている。【渡辺先生P150】

Q9.適切なキャリア選択のためには、自尊心が重要である。

A9.○:心理的成功は、自尊心を高めることになり、それにより自己への気づきが高まり、適切なキャリア選択をすることができる。【渡辺先生P154】

Q10.プロティアン・キャリアのメタコンピテンシーは、アイデンティティである。

A10.○:プロティアン・キャリアにおいては、今まで以上に自らの価値観や興味に気づき、過去、現在、未来の自分が連続しているという確信が必要である。そうでなければ、本当の意味での心理的成功を体験することはできなくなる。【渡辺先生P150】

(全10問)

いかがでしたでしょうか。『ホールと言えば、プロティアン・キャリア』。第2回試験ではそれだけが問われましたが、より深い理解のためには、必携とまでは言えませんが、渡辺先生の「新版キャリアの心理学」を読むのもよいでしょう。

 楽習ノート「ダグラス・T・ホールの理論」