シャインの理論【一問一答】

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シャインは、毎回(第1回~第4回)出題があり、出題の多い理論家と言えます。シャインといえば、キャリア・アンカー、キャリア・サバイバル、組織の3次元モデル、資料としてキャリア・サイクルの段階と課題など、出典の宝庫です。しっかりと対策しましょう。

(全12問)

Q1.シャインは、自己概念の三つの側面として、Want(したいこと)、Must(すべきこと)、Can(できること)をあげている。

A1.×:Wantではなく、Will(したいこと)である。【ジル資料P42】

Q2.シャインはキャリアを捉える際に、動的キャリアと静的キャリアの2つの軸から捉えている。

A2.×:動的、静的ではなく、内的キャリアと外的キャリアである。【ジル資料P70】

Q3.シャインは、「機能」、「地位」、「中心性」の3つの軸を用いて、組織の3次元モデルを用いて組織内キャリアを説明した。【第4回問6類題】

A3.○:この3つの次元は必ずしも独立しておらず相互に関連している。【木村先生P62】なお、これはキャリア・コーンとも呼ばれる。

Q4.シャインは初めキャリア・アンカーを五種類に分けたが、最終的に七つのキャリア・アンカーを考えた。

A4.×:最終的に八つのキャリア・アンカーを考えた。【宮城先生P86】

Q5.キャリア・アンカーは、いわば外的キャリアを表現している。

A5.×:キャリア・アンカーは心の底に形成するものであり、それをなかなか放棄しようとしない、内的キャリアである。【ジル資料P71】

Q6.キャリア・サバイバルとは、個人が選択に迫られたときに、その人が最も放棄したがらない欲求、価値観、能力などのことをいう。(第2回問8類題)

A6.×:これはキャリア・サバイバルではなく、キャリア・アンカーの説明である。【木村先生P66】

Q7.キャリア・アンカーには、 ①専門・職種別コンピテンス、②全般管理コンピテンス、③自律と独立、④保障、安定、⑤起業家的創造性、⑥奉仕・社会献身、⑦純粋な挑戦、⑧生活様式の8つがある。(第1回問6類題)

A7.○:【ジル資料P72】

私の受験時代のクラスメイトが考案しました、キャリア・アンカーの覚え方を紹介します。

「せんぜん じぶんは ほうきをもって ほうしした じんせい」

多少無理もあり、また、昭和な雰囲気が漂いますが、「ほうきで奉仕して、シャイン(輝き)」です。私も試験前には、この語呂合わせで切り抜けました(笑)余談ですが、このキャリア・アンカー、実際のキャリコンにおいても、クライエントが自分を知るうえでとても大切なものと感じています。

Q8.キャリア・アンカーは、主に親の養育態度に影響される。(第1回問6類題)

A8.×:親の養育態度ではなく、就業経験のあるものの多くは、就業経験を通してキャリア・アンカーを持つ。【ジル資料P72】親の養育態度というと、情緒型、拒否型、受容型のローの理論がある。【木村先生P28】

Q9.シャインは『キャリア・サバイバル』において、「職務と役割のプランニング」が必要であるとし、組織ニーズよりむしろ、個人ニーズの分析の必要を強調している。

A9.×:キャリア・アンカーが個人ニーズの明確化であるのに対し、キャリア・サバイバルでは組織ニーズの分析の必要を強調している。【宮城先生P92】

Q10.シャインは「キャリア・サイクルの段階と課題」において、「自分のキャリア・アンカーを知り、評価する」ことを、キャリア中期(35歳~45歳)の特定の課題としている。(第2回問10類題)

A10.○:また、この時期に直面する一般問題として、「自分のキャリアの再評価を行い、現状維持か、キャリアを変えるかを決める」ことをあげている。【木村先生P65】

Q11.シャインは人が生きている領域を、(1)生物学的・社会的サイクル、(2)家族関係におけるサイクル、(3)仕事・キャリアにおけるサイクルの3つのサイクルに分けている。

A11.○:なお、(1)と(2)のサイクルは相互に影響し合うところが大きい。【渡辺先生P112】

Q12.シャインは、組織と人の相互作用を重視した。

A12.○:組織も個人も成長し続ける存在であるという発達的視点に根ざしている。【渡辺先生P110】

(全12問)

シャインの理解には、基礎レベルは養成講座テキストや宮城先生とジル資料が有効で、応用編として木村先生、渡辺先生で万全を期したいところです。特に木村先生の「キャリア・サイクルの段階と課題」は情報整理や暗記は難しいのですが、じっくり精読しておくだけでも正誤判別に役立つ可能性があります。

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