4-3ネットワークの認識及び実践【テキスト編】

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テキスト&一問一答第4版P265~P267

ネットワーク

キャリアコンサルタントの仕事を進める上で、キャリアコンサルタント同士や、他の業界とのつながりは多くの場面で役立つ。このようなネットワークが、なぜ必要なのか、どのような種類のつながりが必要となるのか確認する。

ネットワークの必要性

キャリアコンサルタントのネットワークは、個人を支援するために必要な環境への働きかけの他、自らの専門性を超えたときの紹介(リファー)や照会(コンサルテーション)のために必要である。

「キャリアコンサルタント倫理綱領」においても、次のように明記されている。

第8条3 キャリアコンサルタントは、相談者の利益と、より質の高いキャリアコンサルティングの実現に向け、他の分野・領域の専門家及び関係者とのネットワーク等を通じた関係を構築し、必要に応じて連携しなければならない。
ネットワークの種類

企業内のキャリアコンサルタントの場合には、社内の人事部門や産業保健スタッフ、法務部門、労働組合、管理監督者等とのつながりが個人への支援の実施に当たって必要となる。

また、医療機関(医師)、教育訓練機関、行政機関、社会保険労務士やファイナンシャルプランナーなどの外部の専門家とのネットワークも必要である。その他、ネットワーク先や活用例は様々である。

ケース ネットワークの活用例
メンタルヘルスへの対応 医療機関の他、全国47都道府県の産業保健総合支援センターや、地域産業保健センターの活用
障害者の就業支援 地域障害者職業センターに配置された職場適応援助者ジョブコーチ)や、障害者トライアル雇用事業の活用
若者やNEETの就業支援 職業訓練を行う教育機関やトライアル雇用事業、地域若者サポートステーション(サポステ)の活用
労働災害や職場復帰支援 厚生労働省所管の中央労働災害防止協会の活用

ネットワーク先へのリファーの際には、原則としてクライエントの了解を得る必要があるとともに、個人情報の取扱いに留意する必要がある。

アルムナイ(退職者)採用

自社を退職した人を再度、雇用することをアルムナイ採用という。アルムナイとは、卒業生や同窓生を意味し、かつての在籍経験から、企業文化や理念を理解していたり、企業に愛着や信頼を持っていたりするため、採用やその後の配属や業務がスムーズに進む傾向がある。そのため、退職者とのネットワークも有効である。

【プラスワン】テキスト&一問一答には出ていませんが補足します。

リファラル採用

自社の社員に知人や友人を紹介してもらい、選考を行う採用手法のことをリファラル採用という。リファラルは「紹介」のことである。マッチング精度の高さと採用コストの削減のメリットがある。

テキスト編は以上です。一問一答編で知識を確認しましょう。

4-3ネットワークの認識及び実践【一問一答編】

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