【第31回対策】問41~問50の解説
第31回対策「みん合☆総仕上げ模試」正答と解説
目次
問41.仕事の理解の支援
正答:4
1.×:職業情報提供サイト(job tag)は職業を知るサイトであり、企業の就業実態の把握には、職場情報総合サイト(しょくばらぼ)が役立つ。【しょくばらぼ】
2.×:実際の求人情報の検索には、ハローワークインターネットサービスが役立つ。【ハローワークインターネットサービス】
3.×:職業(職種)の内容、求められる知識やスキルの確認には、職業情報提供サイト(job tag)が役立つ。【職業情報提供サイト(job tag)】
4.○:気になる職業を職業情報提供サイト(job tag)で調べて、その職業の求人情報を、ハローワークインターネットサービスで調べることは適切である。さらにその企業について、職場情報総合サイト(しょくばらぼ)で確認をするのも有効である。【厚生労働省】
問42.自己啓発の支援
正答:3
キャリアコンサルタント試験の試験科目及びその範囲並びにその細目
「啓発的経験」は働く意味・意義の理解や、自身の適性や興味を確認して、職業選択の材料となる経験全般のことをいい、出題範囲表(細目)にも例示されている。
自己啓発の支援(細目より)
インターンシップ、職場見学、トライアル雇用等により職業を体験してみることの意義や目的について相談者自らが理解できるように支援し、その実行について助言すること。
1.○:啓発的経験である。
2.○:啓発的経験である。
3.×:VPI職業興味検査の実施は、職業興味を問う検査であり、職業を体験したり、見聞きする機会ではない。
4.○:啓発的経験である。
問43.意思決定の支援
正答:2
1.○:また、目標は固定的ではなく、変更可能である。【木村先生P380】
2.×:目標は明確に宣言され、かつ到達可能であるとき、人を最も動機づける。【木村先生P380】
高い目標を立てたときは、短期間で到達可能な目標に区切ることも有効である。達成感も必要である。
3.○:カウンセラーでクライエントでどこまで進展しているかを確認できる。
4.○:これはカウンセラー側にとっても、終了の判断基準となる。
問44.相談過程の総括
正答:3
1.×:分離不安の理由に耳を傾ける必要がある。
その上で、クライエントの同意を得て、カウンセリングを終了する。【木村先生P397】
2.×:継続希望の理由に耳を傾ける必要がある。それにより、面談の期間や頻度なども変わってくる。
また、延々とカウンセリング関係が続くことを避けることも大切なことである。【木村先生P399】
3.○:必ずしも望んだ目標が達成するとは限らない。
到達した程度などを総合的に判断し、同意を得たうえでカウンセリングを終了するか決定する。【木村先生P397】
4.×:将来、必要があればカウンセリングに戻ってこられるようにしておくことは大切である。【木村先生P399】
また、終結時には、内容の振り返りも必要で、早々に終結させることは適切ではない。
問45.キャリア形成及びキャリアコンサルティングに関する教育並びに普及活動
正答:2
1.○:過去にも順序の出題があるが、経営者のコミットメントによる、人材育成ビジョン・方針の明確化がまず最初にあることが大切である。【P7】
2.×:人事部門に限らず、幅広いポストの中から適任者を選定する。【P13】
3.○:社内、社外のキャリアコンサルタントであれ、共通のルールとして挙げられている。なお、本人からの同意の取得については、面談時の安心感や信頼感につながることから、書面により行うこととしている。【P14】
4.○:「キャリコンサーチ」は、「キャリアコンサルタント」と「キャリアコンサルタントを探したい企業担当者や個人等」のマッチングを支援するキャリアコンサルタント検索システムである。
※2026年3月9日まで、キャリコンサーチのサイトメンテンス中のため、リンクの紹介は見合わせています。
問46.キャリア形成及びキャリアコンサルティングに関する教育並びに普及活動
正答:3
働く環境の変化に対応できるキャリアコンサルタントに関する報告書
1.○:企業におけるキャリア支援の推進に有効である。【P3】
2.○:企業におけるキャリア支援の推進に有効である。
なお、職業能力開発推進者の設置は努力義務であり、キャリアコンサルタント「等」から選任することが求められている。【P3】
3.×:ジョブ・カードは、ライフキャリア全般にわたるキャリア形成を支援するためのツールであり、キャリアコンサルティング場面での活用により効果が増すと考えられている。【P3】
4.○:グッドキャリア企業アワード事業は、特に企業向けの情報発信として、キャリアコンサルティングの有効性等の周知に有効と考えられる。【P4】
問47.ネットワークの認識及び実践
正答:4
1.×:目的を達成するために各専門家が連携して、支援の内容を調整することは、コーディネーションである。
2.×:自分よりも相談に相応しい他の専門家を相談者に紹介することは、リファーである。
3.×:複数の専門家が役割を分担し、協力して課題解決に取り組むことは、コラボレーション(協働)である。
4.○:コンサルテーションの内容として適切である。「照会」ともいう。
これらの用語は、テキスト&一問一答(第4版)P233にまとめがあります。![]()
問48.自己研鑽及びキャリアコンサルティングに関する指導を受ける必要性
正答:1
1.×:〇〇すれば十分(しさえすればよい)、という表現には気をつける。
概念化された典型的な特定の理論を学習すれば十分ということはない。典型的な特定の理論しか知らないと、その理論に無理矢理に当てはめたり、押し付けることになりがちである。
2.○:スーパービジョンを受けるメリットとして適切である。
3.○:キャリアコンサルタントは、経験豊富な指導者やスーパーバイザー等から指導を受ける等、常に資質向上に向けて絶えざる自己研鑽に努めなければならない。【キャリアコンサルタント倫理綱領第6条3:PDF】
4.○:自らの経験と振り返りのみならず、他者の経験からも学ぶことができる。
問49.キャリアコンサルタントの倫理と姿勢
正答:4
1.×:あらかじめ説明を行い、事前に了解を得た上で実施しなければならない。【第9条】
2.×:キャリアコンサルティングは相談者の利益を第一義として責任を果たされなければならない。【第1条】
3.×:信頼関係の回復に努めることが第一義だが、それが叶わない場合には、リファーやコンサルテーションなどにより相談者の利益を最優先にした行動をとる。【第1条、第8条等】
4.○:スーパーバイザーに意見を聞くことについて、趣旨を説明し、了解を取ることは適切である。【第5条、第8条】
問50.キャリアコンサルタントの倫理と姿勢
正答:3
キャリアコンサルタント倫理綱領【第11条】
1.×:多重関係である。
多重関係は「相談者とカウンセラーの関係」以外の関係のすべてを表し、多重関係を防ぐ目的には、相談者とカウンセラーの関係が搾取的な関係にならないこと、師弟関係をつくらないことがある。
2.×:多重関係である。
3.○:多重関係であり、そのような関係の中でキャリア相談を行うのは、本来避けるのが良いが、実施する場合には、上司と部下の関係で行う面談ではなく、評価や指導を行う場ではないことを宣言し、互いにそれを共有、理解する必要がある。
4.×:多重関係は金銭的な関係だけではなく、心理的な関係も多重関係に影響する。また、第11条1項の内容にも留意する。
第11条 キャリアコンサルタントは、相談者との間に様々なハラスメントが起こらないように配慮しなければならない。またキャリアコンサルタントは、相談者との間において想定される問題や危険性について十分に配慮し、キャリアコンサルティングを行わなければならない。
おつかれさまでした。
総仕上げ模試では、知らないと解けない内容、
法改正の内容や、しばらく出題がない内容も出題しています。
ですから、スムーズに解けなかった問題は、
みなさんの「伸びしろ」にほかなりません。
試験日までに知識を積み重ねて、みんなで合格しましょう。
合格をお祈りしています。
応援しています。
原田 政樹