2-4意思決定論アプローチ【一問一答編】
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一問一答でふりかえり
Q.ジェラットの前期理論では、予測システムと価値システムから決定を経る、連続的意思決定プロセスを提唱した。
A.適切である。予測システム、価値システムを経て決定(探索的決定又は最終的決定)するプロセスを連続的意思決定プロセスという。
Q.ジェラットの前期理論では、主観的可能性が正しい意思決定につながると考えた。
A.適切ではない。主観的可能性には陥りやすい誤りがあるとし、客観的なデータを与えることにより選択肢をより幅広いものにすることを提唱している。
Q.ジェラットの後期理論では、意思決定においては、社会の不確実性や矛盾は排除すべきであるものとした。
A.適切ではない。社会の不確実性や矛盾も受け入れる、積極的不確実性の理論を提唱した。
Q.ジェラットの後期理論では、1980年代後半において、将来に向かって柔軟な意思決定を行うために、予測困難な変化や社会の不確実性を積極的に意思決定プロセスに取り入れることを提唱した。
A.適切である。意思決定に対して、左脳のみならず、右脳をも活用するような考え方である。
Q.ジェラットの理論を用いたキャリアコンサルティングにおいては、相談者が経験している内的な感情や直感にはできるだけ触れず、客観的で合理的な意思決定のみを試みる。
A.適切ではない。ジェラットは、主観的で直感的なストラテジーも意思決定の際に加えるべきであるとし、積極的不確実性を提唱している。
Q.ジェラットの連続的意思決定プロセスのガイダンスにおいて、人が陥りやすい誤りとして、主観的な思い込みが採用されやすいことが挙げられる。
A.適切である。他に、正確に選択肢の可能性を評価できないことや、選択的な知覚(頭にあるものしか認識しない)がある。
Q.ヒルトンはバンデューラが唱えた認知的不協和理論を、キャリア意思決定に応用した。
A.適切ではない。認知的不協和理論を提唱したのは、フェスティンガーである。
Q.ヒルトンは、個人が持つ自己概念、期待、職業観といった「前提」と、外界からの「情報」との間に生じた不協和の解消を、意思決定のプロセスに取り入れた。
A.適切である。心理学で提唱されていた、認知的不協和理論を職業選択のメカニズムに応用した。
Q.ティードマンはキャリア意思決定のプロセスを予期と実行に分け、それぞれの段階を整理した。
A.適切である。さらに予期の段階には探索、結晶化、選択、明確化のプロセスが、実行の段階には導入、変革、統合のプロセスがあるとした。
一問一答編は以上です。正解できなかった内容はテキスト編で確認しましょう。