クルンボルツの理論【一問一答】

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クルンボルツの理論は、第2回問8、第4回問8で出題。意外と出題が多いとは言えないものの、変化の多い現代において、その理論の位置づけは重要です。木村先生、渡辺先生、宮城先生、ジルと資料は多岐に及びますが、網羅されているものはありませんので、できるだけ一覧しておきたい理論です。⇒学科試験教材ガイド

(全10問)

Q1.社会的学習理論は、クルンボルツによって最初に提唱された。

A1.×:社会的学習理論を提唱したのは、バンデューラであり、クルンボルツはそれを基礎に理論を展開した。【渡辺先生P72】

Q2.クルンボルツは、キャリア開発と職業選択に影響を与えるのは、遺伝的特性や特別な能力、環境的状況や出来事、学習経験、課題接近スキルの4要素であるとした。(第2回問8類題)

A2.○:【渡辺先生P79】社会的学習理論においては、学習経験が特徴的である。なお、学習経験は道具的学習と連合学習に分類される。

Q3.「未決定」は学習理論において、学習をもたらすために必要な望ましいものである。(第4回問8類題)

A3.○:未決定は従来のマッチング理論においては望ましくないものとされていた。【渡辺先生P88】

Q4.職業選択のプロセスに影響を与える四つの要件の一つである学習経験には、個人がやってみて得られた経験=連合的経験と、他人を観察することによって得られた経験=道具的経験、の二つがある。

A4.×:逆である。個人がやってみて得られた経験は道具的経験であり、他人を観察することによって得られた経験は連合的経験である。【木村先生P26】

Q5.クルンボルツは、「偶然は予測されずに怒るが、いったん起こると予定されていたこととおなじように、通常の連鎖の中に組み込まれて、人間の選択行動に影響を与える」と述べている。

A5.×:これを述べたのはクルンボルツではなく、バンデューラ。このような理論を機会遭遇理論と呼ぶ。【木村先生P33】

Q6.クランボルツは、キャリア形成の一つの要因として、「計画された偶発性」の概念を提唱している。

A6.○:Planned Happenstance(プランドハプンスタンス)と呼ばれる。【宮城先生P79】なお、宮城先生の著書ではクルンボルツではなく、クランボルツで表示されている。

Q7.クランボルツは、キャリアは用意周到、綿密に計画し準備できるものであるとした。

A7.×:むしろ偶発的にやってくるチャンスを見逃さないよう、常にチャンスに備え予期せぬできごとが起こる時のために準備するものであるとした。【宮城先生P80】

Q8.クランボルツが指摘する、クライエントが陥りやすい問題点について、適切なものは次のうちどれか。

ア.クライエントはキャリアに関する問題解決ができるかどうか自信がある状態である。

イ.クライエントは非現実的目標をたてたりすることがある。

ウ.クライエントはキャリア選択において新しい選択肢を選択する傾向がある。

エ.クライエントは自らの潜在的キャリアを正しく評価している。

A8.イ:アは自信がない状態。ウは新しい選択肢を避けがちで不安の少ない選択肢を選択する傾向がある。エは潜在的キャリアを正しく評価できず、間違った学習をすることがだる、としている。【宮城先生P78】

Q9.クランボルツはライフキャリアについて、キャリアの最終ゴールは豊かな楽しみのある人生、生活を築くことであるとし、予期せぬできごとは、むしろ意図的につくりだすこととしている。

A9.○:宮城先生の著書に8項目にわたりまとめられており、クライエントの支援に役立つ考え方が多く、まさに学習理論の神髄と感じる。【宮城先生P81】

Q10.クルンボルツらは、偶然の出来事を捉えるための5つのスキルとして、好奇心、持続性、計画性、楽観性、冒険心をあげている。

A10.×:計画性ではなく、柔軟性をあげている。【ジルP47】

覚え方は、「コージ君、柔軟に楽しく冒険!

「好奇心、持続性、柔軟性、楽観性、冒険心」は、出題に備えて、覚えておきましょう。

(全10問)

楽習ノートで知識を確認! ジョン・D・クルンボルツの理論