スーパーの理論【一問一答】

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スーパーについては、各指導校のテキストにも詳述されていると思いますが、木村、宮城、渡辺、ジルの各参考書にも記述は多く、特に宮城先生とジルがわかりやすいです。なお、過去には第1回、第3回、第4回で出題されています。

(全10問)

Q1.スーパーは、職業に対する好みやコンピテンシーを一旦、確立した後は、時間や経験を経ても変化することはないとした。(第3回問7類題)

A1.×:好みやコンピテンシーなどは、時間や経験とともに変化し、それゆえ自己概念も変化していく、としている。なお、青年期後期から晩年にかけて安定性を増していく。【渡辺先生P28】

Q2.スーパーは、自己概念が変化していくプロセスは、成長、探索、確立、維持、解放、衰退の6つのライフ・ステージに集約されるとした。

A2.×:成長、探索、確立、維持、解放(又は衰退、下降)の5つのライフ・ステージである。【渡辺先生P28】

「解放」は、宮城先生は「衰退期」、木村先生は「下降段階」と表現しており注意が必要です。ライフ・ステージは『全5段階』と覚えておきましょう。

 

Q3.スーパーは、特性因子理論と自己概念理論を統合することで、現実的な職業心理学が構築でき、職業カウンセリングにいま以上の有効な理論が提供できると考えた。(第4回問6類題)

A3.○:【渡辺先生P27】なお、職業的発達の中核となるのは自己概念であるとしている。【木村先生P36】

Q4.スーパーの職業的発達段階によると、児童期から青年前期の時期は探索段階にあたる。(第3回問9類題)

A4.×:成長段階にあたる。【木村先生P37】探索段階は青年前期から成人前期の時期である(15歳~24歳)。【宮城先生P48】

Q5.スーパーの発達段階説によると、仕事に関する空想、欲求が高まり、職業世界への関心を寄せるのは、探索段階の発達課題である。(第1回問11類題)

A5.×:成長段階の発達課題である。【宮城先生P48】

Q6.スーパーのライフキャリアレインボーでは、人は生涯において8つの人生役割(ライフロール)があるとしている。

A6.×:スーパーのライフロールは、「子供、学生、余暇人、市民、労働者、配偶者(夫・妻)、家庭人(ホームメーカー)、親、年金生活者」の9つである。【宮城先生P50】

Q7.自己概念には、変化に対して抵抗を示す性格がある。

A7.○:自分がもっている自己概念をおびやかすような事態に直面すると、不安や抵抗を示し、停滞する。【ジル資料P18】

Q8.スーパーは、探索段階と確立段階の間などの発達段階の間には、移行期(Transition)があるとし、その移行期には、ミニ・サイクルが含まれるとした。

A8.○:ミニ・サイクルはある段階から新たな段階へ進むための意思決定の過程である。【渡辺先生P41】

Q9.成長期、探索期、確立期を経てから、再び探索期に戻り、新たな職業選択を行うようなことはない。

A9.×:確立期を経て、しばらくして再び探索期に戻ってあらたな職業選択をおこない、その職業で維持期に達しないことも普通になるかもしれない、とスーパーは述べている。【宮城先生P49】

Q10.スーパーのアーチモデルでは、キャリア規定要因が大きく2分類されており、左の柱には社会環境的要因(社会・経済状況)が、右の柱には個人的要因(心理学的特性)が分類されている。

A10.×:逆である。左の柱には個人的要因(心理学的特性)が、右の柱には社会環境的要因(社会・経済状況)が分類される。【宮城先生P55】

(全10問)

スーパーといえば、ライフキャリアレインボー(ライフステージとライフロール)とアーチモデル。今回は出題していませんが、肯定的自己概念と否定的自己概念や、木村先生の著書にある「職業的発達の12の命題」を一読しておきましょう。

 楽習ノート「ドナルド・E・スーパーの理論(1)」、「ドナルド・E・スーパーの理論(2)」で知識を確認しましょう。