労働関係法令攻略マップ(ヨコ解きリンク)

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「労働政策及び労働関係法令並びに社会保障制度の知識」(以下、労働関係法令)は国家試験では4問、2級技能検定では3問出題される存在感のある出題範囲です。

ご覧のとおり、この出題範囲からの出題内容は、幅広く多岐にわたります。そのため、日常的に労働関係法令に触れていない方や、社労士試験の受験経験がない方にとっては難易度が高く、対策が難しいと感じる方はとても多いようです。さらに、Cランクに位置づけられる難問が出題されることも珍しくないのが実情です。

そこで、出題範囲表改定後の第15回から第29回試験までの全60問の内容を改めて検証し、どの法律が特に多く出題されているのか、そして、これまでに出題実績のある労働関係法令の種類を明らかにしました。

その結果、16種類の法律と法律に分類されない10のテーマからの出題があることがわかりました。

原則として大問単位(選択肢4つ分の問題)で関連する法律や制度ごとに集計、分類していますが、複数の法律や制度が関連する内容横断的な問題については「労働関係法令全般」といった区分をすることで、15回から29回までの全問題の60問(4問×15回分)を漏れなく分類しています。

なお、第○○回問××の表記は、過去問での出題回と問題番号を表し、過去問解説へのリンクをしています。

労働関係法令攻略マップ【PDF版】【Excel版】※

※データは個人的な利用に限り、自由に加工編集することを許可しますが、効果的な使い方などを発見しましたら、是非、教えてください。

労働関係法令の攻略方法

労働基準法や雇用保険法など、出題実績の多い内容は多少は見えてはくるものの、これまでに1問のみの法令も多く、理論家や官公庁資料のように優先順位の濃淡を付けた対策が難しい特徴があります。

とはいえ、テキスト&一問一答や合格問題集で出題内容、正答を導くための知識をカバーしている内容も多く、それに加えて、可能な範囲で過去問をヨコ解きして対策をしましょう。この「労働関係法令攻略マップ」は、「できる対策リスト」としてご活用ください。

何より、見たことのある内容、解いたことがある内容では失点しない、ことが大切です。

Cランク出没注意です…。

最近の試験における、この出題範囲のABCの難易度評価を確認してみましょう。

  1問目 2問目 3問目 4問目
第27回 C B C B
第28回 B C B A
第29回 B A B C

概ね毎回Cランクの難問の出題があり、時には4問中2問がCランクということもあります。また、他の出題範囲と比べると、Aランクの易しい問題は少ない傾向があります。

そのため、この出題範囲は、4問中2問正解でヨシ!として、3問出来たら素晴らしい!というスタンスで良いのではないかと捉えています。

Cランクは初出の法律や制度であったり、細かな内容が問われたものであり、対策は非常に困難です。

試験対策の労力や時間の効率を考えますと、労働関係法令に特に強い方を除いては、他の出題範囲でカバーするという戦略を取るのが良いでしょう。

テキスト&一問一答、合格問題集、過去問を活用し、出来ることを可能な範囲で行いましょう。

労働関係法令攻略マップを是非ご活用ください。

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