第5回問31~問35の解き方

第5回キャリアコンサルタント試験学科試験問題を徹底解説!

問31.カウンセリングの技能・知識

 頻出とは言えないものの、フロイトの局所論、構造論、防衛機制は作問側からすると、出題しやすいトピックですので、今後も要注意です。

 楽習ノート

1.×:心の構造を①自我(ego)、②イド(エス)、③超自我(super ego)の 3 層から なる「心的装置」として捉えたのは、局所論ではなく構造論である。【ジルP102】

2.○:また、職業相談場面でのやり取りのなかでは、防衛機制に注目することもできる。【ジルP103】

3.×:意識化とは、無意識から前意識や意識に上げようとする作業をいう。【ジルP102】

4.×:この防衛機制は「合理化」である。【ジルP103】

問32.カウンセリングの技能・知識

 前回に続き、問32は國分先生の著書(カウンセリングの技法)からの出題ですが、著書の内容を知らなくても、カウンセリングの基本姿勢に照らして消去法でアプローチしましょう。「指示」ではなく「支持」はカウンセラーの基本姿勢です。

1.○:胸襟を開いて語ってくれないと、相手を理解することができない。【國分先生P26】 

2.○:自他の融合感(リレーション)があると人生への勇気が湧いてくるのである。【國分先生P26】

3.○:リレーションがつくにつれ、生地が出やすくなる、とも表現している。【國分先生P26】

4.×:第一は「受容」、第二が「支持」である。指示ではなく支持。【國分先生P26】

問33.グループアプローチの技能・知識

 ワークショップの技法は初めての出題です。

1.○:ディベートの説明。【Wikipedia

2.×:ブレインライティング法は、6人ずつの参加者で、3つずつアイデアを各自が考え、5分以内で用紙に記入し隣に回す、という思考法である。【日本創造学会

3.×:あんまりな選択肢。コンセンサスゲームとは、ある課題について、グループ全員の合意(納得)によって意思決定をするゲーム。【リクルートマネジメントソリューションズ

4.×:「知識や知恵は、機能的な会議室の中で生まれるのではなく、人々がオープンに会話を行い、自由にネットワークを築くことのできる『カフェ』のような空間でこそ創発される」という考えに基づいた話し合いの手法。【ダイナミクス・オブ・ダイアログ合同会社

問34.キャリアシートの作成指導・活用の技能・知識

 ジョブ・カードの出題は今回は34、35の2問ありました。本問ではジョブ・カードの作成や保管についてが問われています。

1.○:必要事項を記入して完成させる。【木村先生P249】

2.○:大別すると、キャリア・プランシート、職務経歴シート、職業能力証明シートの3種類である。【ジョブカード制度総合サイト

3.×:了承を得ずにということはない。

4.○:ジョブ・カードの管理は本人が行う。

問35.キャリアシートの作成指導・活用の技能・知識

 サイトの内容はくまなく見ておきましょう。

ジョブ・カード制度総合サイト

1.×:ジョブ・カード制度総合サイトでは、職業スキルチェックを行うことができるが、職業興味傾向を調べる心理検査は無い。

2.○:ジョブ・カード作成支援ソフトウェアを用いて、履歴書、職務経歴書を作成することができる。

3.×:必須ではなく、必要に応じてキャリアコンサルティングを受ける。

4.×:実装されていない。

参考文献・資料

カウンセリングの技法國分康孝著(誠信書房1979年)

職業相談場面におけるキャリア理論及びカウンセリング理論の活用・普及に関する文献調査

厚生労働省

ジョブ・カード制度総合サイト

問36~40へ進む