はじめの一歩~学習方法編

こちらのページでは、スタートアップガイド「はじめの一歩~学習方法編」をお伝えします。「はじめの一歩~マインドセット編」をまだお読みでは無い方は、はじめにマインドセット編をお読みください。

過去問解説で正誤と解説、出典を確認しよう。

過去問を解いたら、選択肢ごとの正誤と解説を確認しましょう。その際には、みん合☆の過去問解説をご活用ください。過去問解説では、各選択肢の解説(正誤のポイント)と出典と思われる書籍や資料と参照するページ数などを記載しています。

【過去問解説の例:第14回問9を一部抜粋】

解説では出典と思われる参考書の参照ページを掲載しています。

【過去問解説の例:第14回問2】

官公庁や団体の資料や文献の名称とページ数、サイトや資料へのリンクを掲載しています。

解説と、可能な限り出典を確認し、「なるほど。」と腑に落ちたら良しとしましょう。「知らないことを知る」、または既知の内容が「試験ではどのように問われるのかを体感する」ことが、試験対策の要と言えるでしょう。

数日または、数週間後にもう一度解いてスムーズに解ければ、試験に出てもまず大丈夫。一度解いたものは、是非、もう一度(不安なものは二度)解きましょう。繰り返しで知識が定着します。

特に出題数の多い参考書があります。

主なキャリア理論、カウンセリング理論(療法)は、海外の研究者や実務家の理論(療法)が多いこともあり、日本の研究者、実務家の「日本語訳」には差異や個性があります。

ですから、よく出題されている参考書の表現に普段から馴染んでおくことが大切です。選択肢の文章は、参考書や資料から、そのままの文章、語句で出題されていることが実際にかなり多いです。これも養成講座テキストが、必ずしも試験対策テキストでは無いと感じる理由の一つです。

そして、出典と思われる内容が多い参考書の1位と2位はこちらの市販書籍です。

【第1位】キャリアコンサルティング理論と実際5訂版 木村周著

これまでの試験では、平均して毎回8問~9問の出典となっていると思われる書籍です(みん合調べ)。キャリア理論、カウンセリング理論(療法)、自己理解、職業理解、システマティックアプローチやグループアプローチなど、記述内容は非常に幅広く、教科書的な存在です。出題箇所を参照していく使い方が良いでしょう。

【第2位】新版キャリアの心理学第2版 渡辺三枝子著

キャリアに関する理論で、これまで平均して4問~5問が出題されています。理論家ごとに章立てがされており、その考え方の背景や学問的な人脈なども含めた詳しい解説で理解を深めることができるのが特徴です。出題箇所をチェックしつつ、興味のある理論家の章からでも良いので、じっくり読んでみると様々な発見があるでしょう。

他の出典と思われる参考書等については、過去問解説の中や、こちらの教材ガイドでご確認ください。

木村先生、渡辺先生の2点はお手元に揃えておいた方が良いでしょう。まずは出題された箇所を確認するだけでも良いですが、興味がありましたら、前後も精読すると理解が深まることでしょう。最低限、出たところチェックをしてください。同一箇所をチェックすることも多く、出題傾向を掴むことに繋がります。

みなさんの時間は有限ですから、こってりとあっさり、メリハリをつけて学ぶことをおすすめしています。  

得意はさらに固めて、苦手はじっくり克服しよう。

1回~3回分程度を解いてみると、出題内容や出題順序、レベル感等が掴めてくるでしょう。本試験では35問の合格ライン確保がみなさんの必達目標となります。

難易度の高い回では高得点者が極端に減少するのが、この試験の特徴の一つです。正答を判断することが非常に困難な捨て問題が毎回ありますので、完璧主義になる必要はありません。35問を確保する作戦を立てていきましょう。難しい回であっても、35問を死守するため、苦手な内容は参考書等でじっくりと学ぶ必要もあるでしょう。

この試験は、簡単には合格させてもらえない試験と、私は捉えていますが、その過程で得るものはとても大きいはずです。

タテヨコくんを活用しよう。

得意は伸ばし、苦手を克服していくために、みん合では過去問を出題範囲(項目)ごとに、回数横断的に解く、「ヨコ解き」をおすすめしています。

ヨコ解きは、例えば「今日は8回から14回までのメンタルヘルスに関する知識(毎回2問出題される)の全14問を一気に解いてしまおう。」という方法です。

過去のメンタルヘルスに関する知識に関する出題内容を網羅的に演習することで、よく出題されるもの、あまり出題されないもの、よく出題される資料なども明らかになり、比較的短時間で効率よく、その分野の知識を整理して補強することができます。

得意は伸ばし、苦手は克服するために有効な方法と考えています。

それに対して、前半で紹介した、過去問を回ごとに問1から問50まで解くことを「タテ解き」と呼んでいます。タテ解きは、学習初期に試験範囲の全体像を掴むことや、試験直前に試験の予行演習をする際に適しています。

ヨコ解きの際には、問題番号ごとに出題範囲名を明らかにして整理した、出題範囲マトリックス・タテヨコくんを活用して、なるべく多くの回の過去問をやってみましょう。下記より、どなたでも無料でダウンロードすることが出来ます。

出題範囲マトリックス・タテヨコくん

タテヨコくんの使い方、過去問を解く際の注意点などは別の記事にまとめていますので、お時間のあるときにご覧ください。

過去問の解き方、私の場合(タテヨコくんのススメ)

何回分、過去問を解けば良いの?問題。

タテヨコくんを見て、「こんなにたくさんの過去問、気が遠くなるよ…。」という方もいらっしゃるでしょう。

合格したみなさんが過去問を何回分やったのか?のアンケートを以前に行いましたので結果を紹介します。

「全回分やった」とする方が最も多く36%、そして30%の方が「直近3回分以上をやったが全回分ではない」と答えています。これはリアルな回答ではないかと思います。

私は、10回分でひとまず「安心なライン」、全回分やれば「万全なライン」と考えていますが、これまでの実施回数の半分程度をまずは目標にしてみてはいかがでしょうか。

残りの回は、試験までの時間との兼ね合いもあります。

なるべく多く解いておいた方が、同じような内容の出題に対応できる可能性は高くなり、合格へ有利になると言えるでしょう。

なお、過去問につきましては、サイト等での掲載が固く禁止されています。直近3回分の過去問については登録試験機関のサイトで公開されていますが、それ以前の過去問の入手方法につきましてはお問合せください。

古い過去問は意味あるの?問題。

「古い過去問をやって、意味あるの?」と気になる方もいるかもしれませんが、国家試験が始まったのは2016年です。キャリア理論やカウンセリング理論(療法)は、この数年の間で大きく変わるものではありません。それらの出題傾向にも、大きな変化はありません。

また、完全失業率などの統計データや、法令制度の制定改廃の影響については毎年、過去問解説を全問題見直し、今後の試験対策に活用できるよう改訂しています。

ですから、過去問解説で、最新の数値、傾向、制度の変更などを確認することができます。2020年度の見直しは完了し、改訂箇所の一覧表も作成していますので、ご活用ください。

過去問解説の改訂箇所一覧

なお、過去問解説は直近3回分については、どなたでもご覧になれますが、それ以前の回の過去問解説や、出題範囲が国家試験と同様で、出題内容が類似している2級技能検定の過去問解説(18回~)は、みん合☆プラス会員向けに限定公開をしています。

学科試験対策の強い味方になります。是非ご検討ください。

みん合☆プラス会員のご案内

みん合☆本、書籍のご紹介

学科試験テキスト&問題集

これまでの出題内容をよく研究、整理して、出題された項目を中心とした要点まとめと、主に過去問題の改題からなる一問一答問題を掲載し、出題範囲ごとに効率よく知識を身につけて、合格力を養成することを目的としたテキスト&問題集をつくりました。

赤色チェックシート付きで、キーワードの暗記にも役立ちます。移動時間や隙間時間に活用している方も多いです。

上記の表紙や書名をクリックすると、Amazonでのたくさんのレビューをご覧になることができますので、ご購入の参考にしてみてください。

なお、みん合☆プラス会員の入会時にセットでお得にお求めになることも出来ます。お持ちでない方はご検討ください。

また、本稿執筆時点の2020年6月時点では、書籍の改訂予定はありませんが、書籍での掲載が無い、新しい情報や気になるトピック(まとめや問題)は、サイトの日記や楽習ノートプラス等に随時掲載しています。

書籍とサイトを併せて、試験対策にご活用ください。

合格目指して、一緒に頑張っていきましょう。

応援しています。

みんなで合格☆キャリアコンサルタント試験 

原田 政樹 (2020年6月執筆)