第5回問41~問45の解き方

第5回キャリアコンサルタント試験学科試験問題を徹底解説!

問41.自己理解の支援

 アセスメントはそれぞれの特徴を整理しておきましょう。

 楽習ノート

1.○:職業レディネステストは、「職業興味」を測定するA検査と「基礎的志向性」を測定するB検査、「職務遂行の自信度」を測定するC検査から構成されている。【雇用問題研究会

2.×:能力尺度ではなく傾向尺度である。VPI職業興味検査は、160の具体的な職業に対する興味・関心の有無の回答から、6種の職業興味領域尺度と5種の傾向尺度に対する個人の特性を測定する。【労働政策研究・研修機構

3.×:クレペリン検査では、能力面の特徴と、性格・行動面の特徴がわかる。【内田クレペリン検査

4.×:GATBは9つの適性能を測るものであり、適職探索や自己理解に繋がるものである。そのため、なるべく早期の時期に実施した方が好ましい。【労働政策研究・研修機構

問42.仕事理解の支援

 いずれも木村先生の著書に明記されているのですが、2は判定が難しいため、3の不適切さを積極的にピックアップできるかどうかがポイントです。

1.○:【木村先生P256】

2.○:【木村先生P258】

3.×:周到な準備と運営、事後の評価が重要である。【木村先生P258】

4.○:CACGS(Computer Assisted Career Guidance System)はコンピュータによる支援システムのことであり、「職業適性診断システム・キャリア・インサイト」が代表的。【労働政策研究・研修機構

問43.意思決定の支援

 木村先生節といった独特の内容。消去法で解けなくもないですが、読み手の角度によっては、2か4の判定は難しいです。

1.○:【木村先生P295】

2.×:ターゲット達成のために、自分はクライエントと一緒に努力したい意思を、はっきり伝えたか。【木村先生P296】

3.○:【木村先生P296】

4.○:【木村先生P296】

問44.方策の実行の支援

 地方就職支援コーナーが東京と大阪に一か所ずつあることは、今後のために覚えておきましょう。

1.×:教育訓練給付金の受給には、受講開始日現在で雇用保険の被保険者等であった期間が3年以上あること等が必要なため、このクライエントの状況では不適切。【ハローワークインターネットサービス

2.×:地方就職支援コーナーは、東京と大阪に1か所ずつあるのみ。【厚生労働省

3.○:適切である。ハローワークの紹介によって、特定の求職者を短期間の試用期間を設けて雇用し、企業側と求職者側が相互に適性を判断した後、両者が合意すれば本採用が決まる制度。【Wikipedia

4.×:開業にあたり、法人の設立有無は任意である。問題文の「必ず」は疑う。

問45.相談過程の総括

 キャリアコンサルタントの基本的姿勢から、常識的に解きましょう。

1.○:【木村先生P310】

2.×:合意が得られなくても終了しなければならない、はあり得ない。

3.×:人間的な関係の深化ではなく、相談の成果や成長した面に焦点をあてる。

4.×:評価の基準の源の一つとして、クライエント自身の受け止め方がある。【木村先生P311】

参考文献・資料

キャリアコンサルティング理論と実際4訂版木村周著(雇用問題調査会2016年)

経済産業省

ハローワークインターネットサービス

労働政策研究・研修機構

雇用問題研究会

Wikipedia

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