第9回問36~問40の解き方

第9回キャリアコンサルタント試験学科試験問題を徹底解説!

問36.学校教育制度及びキャリア教育の知識

 第8回に続き、今回も学習指導要領の空欄補充の問題でしたが、選択が難しい問題です。[第8回問36]

 小学校学習指導要領(平成29年告示)

1.○:キャリア形成が正しい。【P184】

2.×:自己理解ではない。

3.×:職業理解ではない。

4.×:体験活動ではない。

問37.学校教育制度及びキャリア教育の知識

 インターンシップについて、本資料からの出題は初めてですが、常識的にアプローチできる選択肢もあり、必ず獲得したい問題です。資料も一読しておきましょう。[第4回問43、第8回問42]

 インターンシップの推進に当たっての基本的考え方

1.○:キャリア教育・専門教育としての意義である。【P1】

2.×:インターンシップの形態としては、大学等の授業科目ではないが、学校行事や課外活動等大学等における活動の一環として位置付ける場合がある。【P2】

3.○:高い職業意識の育成に役立つ。【P1】

4.○:教育内容・方法の改善・充実に役立つ。【P1】

問38.方策の実行の支援

 支援の基本姿勢から、常識的にアプローチしましょう。

1.○:リレーション、ラポールあっての情報提供である。

2.×:常に有効とは限らない。

3.○:非言語的なメッセージにも注意を払う必要がある。

4.○:理由を説明することは大切である。また、キャリアコンサルタントには、そもそも説明責任がある。【キャリアコンサルタント倫理綱領第7条:PDF

問39.意思決定の支援

 目標設定の支援に関する出題です。支援の基本姿勢からも正答を導くことができますが、類題も多くあり、ヨコ解きをしておきましょう。[第1回問45、第2回問42、第4回問45、第5回問43、第8回問39]

1.○:目標設定の意義として、木村先生の著書に記されている内容である。【木村先生P294】

2.×:キャリアコンサルタント第8条(任務の範囲)に照らして不適切である。自己の能力を超える業務の依頼を引き受けてはならない。【キャリアコンサルタント倫理綱領第8条:PDF

3.×:キャリアコンサルタントが相談者のするべきことを決める、は不適切である。【木村先生P292】

4.×:契約書は必ず必要というわけではない。【木村先生P295】

問40.カウンセリングの技能・知識

 方策の実行とタイトル付けられているものの、その内容はカウンセリング療法の内容が問われている難易度の高い応用問題です。

1.×:感情に焦点を当て、考え方の変容につながる介入を行うのは、クライエント中心療法である。

2.×:クライエント中心療法の内容としては不適切である。

3.×:精神分析理論の内容としては不適切である。未来のありたい姿を検討するのではなく、防衛機制や、その背景にあるものを検証する必要がある。

4.○:認知の変容を通して行動の変容を図るのが認知行動療法の特徴である。【木村先生P50】

参考文献・資料

小学校学習指導要領(平成29年告示)(PDF)

インターンシップの推進に当たっての基本的考え方(PDF)

キャリアコンサルタント倫理綱領(PDF)

キャリアコンサルティング理論と実際4訂版木村周著(雇用問題調査会2016年)

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