第10回問36~問40の解き方

第10回キャリアコンサルタント試験学科試験問題を徹底解説!

問36.学校教育制度及びキャリア教育の知識

 学校教育制度については、毎回、回答困難な難問が出題されています。今回もいわば、捨て問題でした。本資料からの出題は初めてです。

 幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善及び必要な方策等について(答申)

1.○:学校教育において重視すべき三要素の一つである。【P28】

2.×:「興味・関心」の醸成は、学校教育において重視すべき三要素にはない。

3.○:学校教育において重視すべき三要素の一つである。【P30】

4.○:学校教育において重視すべき三要素の一つである。【P30】

問37.学校教育制度及びキャリア教育の知識

 インターンシップについて、本資料からの出題は第9回に続き連続でした。常識的に消去法で解くこともできますが、資料を一読しておきましょう。[第4回問43、第8回問42、第9回問37]

 インターンシップの推進に当たっての基本的考え方

1.×:学生情報は、広報活動・採用選考活動に使用できない。【P8】

2.○:大学等の教育への産業界等のニーズの反映ができる。【P2】

3.○:相互の情報の発信・受信の促進につながる。【P2】

4.○:中小企業等の魅力発信にも有益である。【P2】

問38.相談場面の設定

 支援の基本姿勢から、常識的にアプローチしましょう。積極的に回答するのが難しい場合には、消去法でアプローチしましょう。

1.×:すぐに解決方法などをアドバイスすることは適切とはいえない。

2.○:複数回実施し、次の面談までのインターバルを設けるほうが望ましい。

3.×:内的感情に触れることが大切である。

4.×:責任分担を明確化することが大切である。

問39.相談場面の設定

 支援の基本姿勢に照らして正誤判断をしたい問題ですが、やや私には疑問が残る問題です。

1.×:問題や気持ちを共に整理する姿勢が必要である。

2.×:相談の守備範囲を超えることを説明するのは適切であるが、「早急に面談を打ち切って」、という表現が言い過ぎという解釈をしている。

3.○:目標達成とともに一旦終了するが、一定の期間、フォローアップすることも必要である。やや疑問が残る選択肢と感じた。

4.×:情報提供や探し方のアドバイスをすることは適切だが、「徹した」が不適切である。

問40.意思決定の支援

 意思決定の支援の範囲としましたが、ジェラットの意思決定プロセス(アプローチ)に関する出題でした。[第3回問8、第5回問6、第6回問7]

1.○:「『予測システム』において、選択肢それぞれがもたらす結果の起こり得る可能性を判断する。」【渡辺先生①P94、②P114】

2.×:外界からの入力と環境との不協和、それに対する耐性、及び再調整によって意思決定が行われるのは、ヒルトンの認知的不協和理論である。【木村先生④P24、⑤P24】

3.○:ジェラットは、スムーズに探索的決定から最終的決定へ意思決定が進行するプロセスとして、「連続的意思決定プロセス」を提唱した。【渡辺先生①P96、P116】

4.○:「客観的なデータを与えることにより、自分には無理だと考えていた選択肢にも、可能性があることを気づかせることもできるからである。」【渡辺先生①P95、②P115】

参考文献・資料

幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善及び必要な方策等について(答申)(PDF)

インターンシップの推進に当たっての基本的考え方(PDF)

キャリアコンサルティング理論と実際5訂版木村周著(雇用問題調査会2018年)

新版 キャリアの心理学―キャリア支援への発達的アプローチ渡辺 三枝子著(ナカニシヤ出版2018年)

問41~問45へ進む

全50問の目次