第10回問46~問50の解き方

第10回キャリアコンサルタント試験学科試験問題を徹底解説!

問46.仕事理解の支援

 職務分析、職務分析、職業調査について深く問われたのは第4回以来の出題です。木村先生の著書からの出題です。

1.○:職務分析とは、「特定の職務について、観察と面接により、職務に含まれている仕事の内容と責任、職務を実施するに当たって要求される能力を調査、分析して、その結果を一定の様式に記述することである。」【木村先生④P100、⑤P99】

2.×:職業調査の内容である。「期待される人間像」を把握することに重点を置いた職務の把握の仕方が職務調査である。【木村先生④P105、⑤P103】

3.×:職務調査の内容である。仕事の内容だけでなく、広く「職業」全体を調べるのが、職業調査である。【木村先生④P102、⑤P103】

4.×:「企業分析は、一般に企業の決算書、財務諸表などを対象とするもので『経営分析』と言われる。」【木村先生④P109、⑤P108】

問47.キャリア形成及びキャリアコンサルティングに関する教育並びに普及活動

 支援の基本姿勢に従い、常識的にアプローチしましょう。

A.○:適切である。

B.○:適切である。

C.×:中高年齢者にも当然に適用される。

D.×:現場管理者だけでなく、経営者のコミットメントも必要である。

問48.ネットワークの認識及び実践

 支援の基本姿勢に従い、常識的にアプローチしましょう。

1.×:社外の法律専門家等の活用も時に必要である。

2.×:管理監督者(管理職)とのネットワークも重要である。

3.×:うつ病などの精神疾患が疑われる場合には、医師などの社外資源にリファーすることも重要である。なお、本選択肢は第4回問48の3と全く同様である。

4.○:人事部門との協業は重要である。

問49.メンタルヘルスの知識

 精神疾患の種類や特徴については、厚生労働省の「みんなのメンタルヘルス」が参考になります。なお、うつ病については、過去にも出題があります。[第3回問49、第4回問49、第7回問49]

みんなのメンタルヘルス

1.×:これは統合失調症で多く現れる幻覚や妄想である。

2.○:不眠はうつ病の症状である。

3.○:思考力が落ちるのはうつ病の症状である。

4.○:憂うつな気分、気分が重いのはうつ病の症状である。

問50.メンタルヘルスの知識

 「職場における心の健康づくり~労働者の心の健康の保持増進のための指針~」は以前にも出題されています。リーフレットを一読しておきましょう。[第1回問49、第2回問50、第4回問49]

 職場における心の健康づくり~労働者の心の健康の保持増進のための指針~

1.×:メンタルヘルス不調を未然に防止する「一次予防」、不調を早期に発見し、適切な措置を行う「二次予防」、職場復帰の支援等を行う「三次予防」が行われる。選択肢にあるのは、「4つのケア」のことであり、「事業場内産業保健スタッフ等によるケア」がある。【P4】

2.○:100人以上のすべての規模の事業所で9割を超えている。【P2】

3.×:自殺した労働者数は約7000人前後で推移している。【P3】

4.×:いじめ、嫌がらせに関する相談状況は増加傾向にある。【P3】

参考文献・資料

総務省

キャリアコンサルティング理論と実際5訂版木村周著(雇用問題調査会2018年)

みんなのメンタルヘルス

職場における心の健康づくり~労働者の心の健康の保持増進のための指針~(PDF)

全50問の目次