【第22回対策】問31~問40の解説
第22回対策「みん合☆総仕上げ模試」正答と解説
目次
問31.人生の転機の知識
正答:2
1.○:スーパーの発達的アプローチに関する14の命題の一つである。【渡辺先生P52】
2.×:ブリッジスのトランジションは、終焉、中立圏、開始の順で進む。【岡田先生P86)
3.○:ニコルソンのトランジションのサイクルとして適切である。
4.○:デザインがないとドリフトを楽しむことはできず、ただ流されてしまう、としている。【岡田先生P69】
問32.個人の多様な特性の知識
正答:4
1.○:ただし、対前年増加率は0.2%と前年の4.0%から減少している。また、外国人を雇用する事業所数も過去最高となっているが、対前年増加率は減少している。【P1】
2.○:ついで、「サービス業(他に分類されないもの)」、「卸売業、小売業」と続く。【P1】
3.○:次いで、中国、フィリピン、ブラジルである。【P4】
4.×:最も多いのは、「身分に基づく在留資格」である。身分に基づく在留資格とは、「永住者」、「日本人の配偶者等」、「永住者の配偶者等」、「定住者」が該当する。【P4】
問33.個人の多様な特性の知識
正答:3
1.○:LGBTの用語の内容として適切である。
2.○:Allyには「同調する」とか、「支持する」といった意味がある。
3.×:このようなことを「アウティング」という。「カミングアウト」は、自らが今までに明かしていないことを他者に伝えることである。
4.○:性的マイノリティでなくても、この姿勢は言うまでもないが、機微な個人情報であり取り扱いには特に留意する。
問34.カウンセリングの技能
正答:4
1.○:システマティック・アプローチの段階として適切である。【木村先生⑤P285、⑥P378】
2.○:コーヒーカップモデルの段階として適切である。【木村先生⑤P823、⑥P374】
3.○:ブリーフ・セラピーの解決志向アプローチにおける質問の種類として適切である。
4.×:これはアイビィのマイクロカウンセリングの主な4階層である。カーカフのヘルピングは、①かかわり技法(事前段階)、②応答技法(第1段階)、③意識化技法(第2段階)、④手ほどき技法(第3段階)、⑤援助過程の繰り返しにより行われる。
問35.キャリアシートの作成指導及び活用の技能
正答:3
1.×:ジョブ・カードを作成するのは本人である。
2.×:提出する内容を決定するのは本人である。
3.○:ジョブ・カードの管理は本人が行う。
4.×:生涯を通じた「キャリア・プランニング」及び「職業能力証明」の機能を担えるよう、厚生労働省が様式を定めている。
問36.グループアプローチの技能
正答:4
1.○:ベーシックとは非構成的であることを意味しており、あらかじめ用意されたエクササイズなどはなく、フリートークが主体となる。
2.○:エクササイズによる自己開示とシェアリング(振り返り)が特徴である。
3.○:セルフヘルプ・グループは、自助グループとも呼ばれる。
4.×:サイコドラマは、精神科医のモレノが提唱した。レヴィンが提唱したのは、T(Training)グループである。
問37.相談過程全体の進行の管理に関する技能
正答:2
1.×:これはリファー(紹介)である。スーパービジョンは、自らのキャリアコンサルティングの内容について、指導者等の第三者の視点から、評価、教育を受けることをいう。
2.○:コーディネーション(調整)は、支援の実現のために関係者が連携して、調整するプロセスことである。
3.×:これはコンサルテーション(相談)の内容である。
4.×:これはコラボレーション(協働)の内容である。
問38.相談場面の設定
正答:3
1.×:相談者が安心して積極的に相談できるような環境をつくる。
2.×:相談者がその内容を理解するために、十分に説明しているとはいえず、その後の信頼関係構築にも影響する。
3.○:クライエントの理解がまず大切であり、すぐに助言することは適切ではない。
4.×:面談での疲労、集中力の欠如もさることながら、面談と面談の間に間隔を設けることにより、お互いに振り返りや課題を設定することも出来、複数回実施するほうが良い。
問39.自己理解の英支援
正答:4
1.○:キャリア・アンカーを確認するのも有効である。
2.○:職業興味を確認するには、VPI職業興味検査や職業レディネス・テストの活用は有効である。
3.○:スーパーは職業的適合性の概念を提唱している。
4.×:高業績者の行動特性は、エンプロイアビリティではなく、コンピテンシーである。エンプロイアビリティは、Employ(雇用する)とAbility(能力)を組み合わせた言葉であり、雇用され得る能力のことである。
問40.自己理解の支援
正答:4
1.×:VPI職業興味検査では、6つの興味領域と5つの傾向尺度を測定することができる。【労働政策研究・研修機構】
2.×:職業レディネステストは、レディネス(準備)が表しているように職業選択をする前の段階で使用するため、その対象者は中学生や高校生、大学生でも可である。【労働政策研究・研修機構】
3.×:厚生労働省編一般職業適性検査(GATB)は、11の紙筆検査と4つの器具検査により、9つの適性能を測定することができる。【労働政策研究・研修機構】
4.○:OHBYカードは、職業カートソート技法を行うために開発されたカード式職業情報ツールであり、48枚のカードで構成されている。ちなみにVRTカードは54枚である。【労働政策研究・研修機構】