
いよいよ明日は、2級、1級キャリアコンサルティング技能検定の学科試験、論述試験が行われます。
受検されるみなさんの、ご健闘と合格をお祈りしています。
まずは、試験当日の注意点についてお伝えしますが、明日の天気から確認しておきましょう。
東日本では雨や雪のところがあるようです(心配)。
明日は面接試験はありませんから、服装は自由です。冷え込みの厳しい場所もあるかと思います。温度調整がしやすい格好で出かけましょう。また、雪の地域は足下にも注意です。歩きやすい靴、服装が良いでしょう。
試験当日の注意点
・試験会場と集合時間を確認し、時間には余裕を持って到着するよう、移動経路を確認しましょう。
・鉛筆またはシャープペン、消しゴムを用意しましょう。時計はスマートウォッチは禁止です。普段、スマートウォッチの方は、普通の腕時計を用意しましょう。ひきだしの中で時計の針が止まっているかもしれません。確認しましょう。
また、色付きのペン、蛍光ペンの使用は禁止されています。耳栓は使用できますが、試験開始前に、試験監督者に申し出て許可を受けてから使用してください。【公式サイトQ&A】
・あまり荷物が重くなってもいけませんから、持参する教材は必要最小限に。覚えられなかったもの、最後に確認したいものは、スマホに写真を撮っておいたり、録音をして、移動時間に見る、聴くのもおすすめです。直前に見たものが出るかもしれません、粘りましょう。
・移動経路の途中で、交通機関の遅延、運休、振替輸送などで到着が遅延する可能性がある場合には、受験票に記載の問い合わせ先へ連絡をしましょう。
なお、学科試験及び論述試験については、理由にかかわらず、試験開始から30分までは入場可能です。【公式サイトQ&A】
・会場について、試験開始が近づきましたら、深呼吸をして、気持ちを落ち着かせましょう。ヨシ、やるぞ!と気持ちを奮い立たせましょう。
・試験前や試験中に焦りや不安を感じましたら、学科試験は35問は取れるもの、論述試験は合格ラインは確保できるものと思い込みましょう。「大丈夫」とご自分に言い聞かせましょう。
・机や椅子がガタガタする、大きな音を立てる他の受験者がいる、エアコンが暑すぎる、寒すぎるなど、落ち着いて受験が出来ない環境にあるようでしたら、挙手をして試験監督に伝えてください。何らかの配慮がある可能性はあります。
なお、座布団やひざ掛けを使用する際には、試験開始前に試験監督者に申し出てください。【公式サイトQ&A】
学科試験の注意点

・1級も2級も1問目は時事問題です。50問のうちの1問に過ぎません。出ばなをくじかれないようにしましょう。焦りそうになったら深呼吸です。
・1級も2級も、国家試験と同様に問25や問30以降の後半の問題は、比較的解きやすい問題の割合が増加しますので、後ろから解くのもおすすめです。ただし、その場合にはマークミスには気をつけてください。
・難問ゾーンに心が折れそうになったら、易しげな問題で気持ちを落ち着かせましょう。試験では、心は強く持ちましょう。
・どの過去問よりも、自分が受けた回が最も難しいと感じることは多いです。試験問題や雰囲気に飲み込まれないように、深呼吸をして、斜め上から問題を眺めてみましょう。試験中は視野が狭くなってしまいがちです。俯瞰して問題を見渡しましょう。
・捨て問題はありますので、そうした問題に遭遇をしても、くれぐれも気を落とさないでください。
・捨て問題もどきがあります。難しい選択肢が並んでいても、適切/不適切の正答のみは正誤判断が楽勝なものもあります。怯まず、立ち向かいましょう。
・学科試験の見直しの際には、次の点を意識しましょう。
①マークミスがないかどうか。
②適切、不適切などの指示の見落とし、見誤りがないかどうか。
③内容的な再検討は、迷いや不安が大きくなるため、あまりおすすめしません。
①や②ではない限り、最初に出した解答に自信を持った方が良い場合が多いと、自身の経験でも、皆様からの声から感じます。
・学科試験が終わりましたら、答え合わせは厳禁です。論述試験に向けて、リフレッシュ、リラックスしましょう。
技能検定の解答速報は行いませんが、翌日15日10時にキャリアコンサルティング技能検定のホームページに「正答」が公開されます。自己採点は公式の「正答」をご活用ください。
これをやっておきましょう
前日や当日朝に余裕があれば…ですが、やっておくべき、見ておくべきことをお伝えします。
1級受験者応援企画として、1級に固有の出題範囲である、「教育指導及び事例指導」のまとめと問題を制作しました(2級の出題範囲ではありません)。ひょっとすると、ひょっとするかもしれません(出なかったらごめんなさい)。まだの方は是非ご活用ください。
また、1級と2級で共通で言えるのですが、これまでに解いた過去問、問題集の問題で、正誤判断が曖昧なものがありましたら、それらを見直しましょう。
本試験で最もダメージが大きいのは、見たことがあるのに、自信を持って解けないことです。見たことがあるものは、自分の知識にしましょう。
また、官公庁資料対策では、御三家資料は念入りに対策が必要ですが、最近出題の多い資料(ガイドライン)がいくつかあります。
それほどボリュームがあるものではありませんから、きちんと見たことがない方は、ざざっとでも、目を通しておけると安心です。
また、キャリアコンサルタントの役割や自己研鑽の必要性については、次の資料がまとまっています。
働く環境の変化に対応できるキャリアコンサルタントに関する報告書
キャリアコンサルタント登録制度等に関する検討会報告書 ←特に気になる。
試験前日にいろいろ申し訳ありません。出なかったらごめんなさい。
お節介が止まらなくなりそうなので、このあたりでやめておきましょう。
明日の試験でのご健闘と合格を、心よりお祈りしています。
焦りそうになりましたら、深呼吸をして、落ち着いて。
深呼吸をして、目の前の一問に集中してください。
これまで積み重ねてきた力は、ちゃんとあなたの中にあります。
35問は獲得できると信じましょう。
大丈夫です。
応援しています。
原田 政樹
ありがとうございます。
とても心強いです。
これまで、テキスト、問題集、動画、過去問解説、本当に助けられました。ありがとうございます。
明日、力を発揮できるように、
がんばります!!
いよいよですね。
大丈夫です。焦りそうになったら、深呼吸をして落ち着いて。
応援しています。