【技能検定】第23回問11~問15の解き方

第23回キャリアコンサルティング技能検定学科試験問題を徹底解説!

選択肢の正誤と解説、参考文献をお伝えします。試験対策にお役立てください。

問11.職業能力開発に関する理解

 能力開発に関する用語に関する出題で、判断の難しい選択肢もありました。問題文をよく読み、消去法でアプローチしましょう。

1.×:文章は、インストラクションの内容である。【木村先生P315】

2.×:文章は、コーチングの内容である。【Wikipedia

3.○:ファシリテーターの内容として適切である。【コトバンク

4.×:文章は、メンタリングの内容である。【Wikipedia

問12.雇用管理(人事管理・労務管理)に関する理解

 ジョブ・ローテーションは、社員の能力開発のため、定期的な異動により、多くの業務を経験させることをいいます。積極的な判断は難しいため、消去法でアプローチしましょう。下記のサイトが参考になります。

参考サイト【日本の人事部

1.×:多様化した価値観や激変するビジネス環境においては、最も効果的な方策とは言えない。

2.×:「企業の転勤の実態に関する調査2016年」(労働政策研究・研修機構)によると、53.1%がジョブ・ローテーションを導入している。参考サイト中ほどを参照。

3.×:ジョブ・ローテーションの目的は、かつては企業内ゼネラリストの育成であったが、企業の状況等に応じて、戦略的な人材育成制度として捉え直す必要がある。

4.○:ジョブ・ローテーションの定義として適切である。

問13.雇用管理(人事管理・労務管理)に関する理解

 働き方改革や最近の社内制度の用語の内容が問われた設問です。知らない内容はインプットしておきましょう。

1.×:文章は、転籍の内容である。出向は元の会社との労働契約を維持しながら、他の会社の指揮命令下で業務に従事することをいう。

2.×:社内公募制度は、部署が社内に対して人材を募集することである。

3.○:勤務間インターバル制度は、勤務終了後、一定時間以上の「休息時間」を設けることで、働く方の生活時間や睡眠時間を確保するものである。【厚生労働省

4.×:高齢者雇用安定法は、定年の65歳への引上げを義務付けるものではない。【厚生労働省】なお、従業員が65歳になるまでの雇用延長を企業側に求めた場合には、希望者全員を65歳まで雇用することが義務付けられている。【厚生労働省

問14.雇用管理(人事管理・労務管理)に関する理解

 正解選択肢を導くのは容易だったかもしれませんが、問13と同様に、知らない内容はインプットしておきましょう。

1.○:セルフ・キャリアドックの内容として適切である。

2.×:キャリアコンサルティング面談は、目標設定や人事考課の際に行う面談とは別のものである。

3.○:社内公募制度の内容として適切である。社内公募制度は、部署が社内に対して人材を募集することである。

4.○:目標管理(MBO)の内容として適切である。【コトバンク

問15.雇用管理(人事管理・労務管理)に関する理解

 国家試験、技能検定、どちらでもよく出題されているエンプロイアビリティです。問題文はエンプロイ「ヤ」ビリティとなっていますが、解説では木村先生の著書でのエンプロイ「ア」ビリティで表記します。

1.○:日経連(現・日本経団連)は、エンプロイアビリティを「労働移動を可能にする能力」+「当該企業の中で発揮され、継続的に雇用されることを可能にする能力」と定義している。【木村先生P76】

2.×:労働者の持つ職業能力には、「企業による支援や仕事を通じて身につけた能力」と「自助努力により身につけた能力」があるため、能力習得における企業の責任は大きい。【木村先生P76】

3.○:個人の主体的な自己啓発が求められる。【木村先生P77】

4.○:直接の出典は不明だが、文章のような取り組みによって、従業員自律・企業支援型の人材育成が求められる。【木村先生P77】

参考文献・資料

キャリアコンサルティング理論と実際5訂版木村周著(雇用問題調査会2018年)

Wikipedia

コトバンク

日本の人事部

厚生労働省

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