試験に出たアセスメントツールのまとめ
Check Sheet
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自己理解のためのアセスメントツール及び職業理解のためのガイダンスツールの内容を確認しましょう。これまでの試験では全11種類のツールの出題があります。
名称とリンク | 対象者 | 概要 |
VPI職業興味検査 | 短大生、大学生以上 | ホランドによるVPIの日本版。6つの興味領域(現実的、研究的、芸術的、社会的、企業的、慣習的)に対する興味の程度と5つの傾向尺度(自己統制、男性-女性、地位志向、稀有反応、黙従反応)を表示。160個の職業名に対する興味の有無を回答する。 |
職業レディネステスト(VRT) | 中学生・高校生(大学生も可) | ホランド理論に基づく6つの興味領域に対する興味の程度と自信度を表示。職業興味を測定するA検査と基礎的志向性を測定するB検査、職務遂行の自信度を測定するC検査から構成されている。 |
OHBYカード | 児童・生徒~若者、中高年 | 職業カードソート技法を行うために開発されたカード式職業情報ツールであり、48枚のカードにまとめている。自分の興味や関心とともに必要最小限の職業情報も得ることができる。 |
厚生労働省編一般職業適性検査(GATB) | 中学生~成人(45歳程度) | 11種の紙筆検査(45~50分)と4種の器具検査(12から15分)から成り、9つの適性能(知的能力、言語能力、数理能力、書記的知覚、空間判断力、形態知覚、運動共応、指先の器用さ、手腕の器用さ)を測定する。 |
VRTカード | 児童・生徒~成人 | 職業レディネステストの職業興味及び職業遂行の自信度の検査部分をカード化し、簡便に測定できるもので、54枚のカードに書かれている仕事内容への興味や、その仕事を行うことについての自信を判断していくことで、興味の方向や自信の程度が簡単にわかる。 |
(内田)クレペリン検査 | 中学生~成人 | 能力面の特徴(作業能率等)、性格・行動面の特徴(持ち味やクセ)の2つの側面がわかる。 |
キャリア・インサイト(統合版) | 若者~中高年 | 職業選択のための適性評価、適性に合致した職業リスト参照、職業情報の検索、キャリアプランニングなどを実施できる総合的なキャリアガイダンスシステム(Computer Assisted Careers Guidance System)であり、18歳から34歳程度の若年者向け(EC)と35歳から60歳代程度で職業経験のある方向け(MC)がある。 |
新版TEG3東大式エゴグラムVer.3 | 15歳以上 | バーンによって提唱された、交流分析理論に基づき、誰もがもっている5つの心の強弱から性格特徴を知り、自己理解を深める。質問紙法により、10分程度の所要時間と5分程度の自己採点により行う(コンピュータ採点もある)。 |
CADS&CADI(Ver2.2) | 企業の従業員等 | キャリア形成支援のツール。経験してきた職業・職務、受けてきた教育訓練などを振り返り、自分の能力や傾向といった自己理解を行ったうえで、自分のできること、やりたいこと、やるべきことを考え、実践的職業能力を身につけていくことを目的としている。 |
Y-G性格検査 | 小学2年~成人 | 行動特性、情緒の安定、人間関係に関する特性、仕事に対しての取組姿勢、リーダー資質、集団や社会的な場面での適応性、知覚の特性といった性格の特性がわかる。一般、大学用、高校用、小学生用がある。ギルフォード教授が開発し、矢田部教授が日本に合うように標準化した。 |
キャリアシミュレーションプログラム | 大学生・若者 | 就業経験のない(あるいは浅い)大学生等や若年者向けに開発された、就職後の職業生活のイメージを伝えるためのグループワーク型授業用教材。主として大学2~3年生を対象とした集団実施を想定している。シミュレーションとふりかえりの二部構成で構成される。 |