意思決定の支援【一問一答】

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意思決定の支援は、毎回1問程度の出題です。内容はカウンセラーの基本的態度から常識的にアプローチできるものが多いものの、知らないと自信を持って回答できないものもあります。出典はほとんどが木村先生です。確認しましょう。

(全8問)

Q1.目標設定は、カウンセラーとクライエントの共同作業で設定し、共有することが大切である。

A1.○:システマティックアプローチのポイントとなる重要な方策であり、目標設定により、クライエントのコミットメント(かかわり)を確かにする。【木村先生④P292、⑤P286】

Q2.目標は達成困難なレベルの目標を掲げることで、クライエントの動機づけが最も高くなる。

A2.×:目標は明確に宣言され、かつ到達可能であるとき人を最も動機づける。【木村先生④P294、⑤P288】

Q3.目標設定のプロセスにおいて、信頼関係が構築されていれば、カウンセラーとクライエントが「契約書(同意書)」を取り交わす必要はない。

A3.×:目標を達成するために、カウンセラーとクライエントが契約書(同意書)を取り交わすこともある。ただし、必ず必要というものではない。【木村先生④P295、⑤P289】

Q4.目標設定のプロセスの初めにおいては、クライエントの目標を、抽象的な表現で包括的に表現する必要がある。

A4.×:目標を、具体的なターゲットとして表現する。具体的で小さなステップごとにカウンセリングを進めることによって、早い段階から成功感を味わうことができる。【木村先生④P294、⑤P288】

Q5.クライエントへの援助について、カウンセラーはその経験や技量に関わらず、クライエントのためにすべてのことをしなければならない。

A5.×:自分はこのクライエントを支援するのに最適な人間かを検討し、ふさわしくないときはリファーすべきである。【木村先生④P294、⑤P288】

Q6.意思決定は内容がすべてであり、タイミングは重要ではない。

A6.×:意思決定のタイミングは、内容と同様に重要である。【木村先生④P300、⑤P294】

Q7.意思決定においては、クライエントは積極的ではなく、受動的な姿勢が重要である。

A7.×:受動的ではなく、積極的な姿勢が重要である。【木村先生④P300、⑤P294】

Q8.意思決定は完璧性を求めるものではなく、複数の可能性を見いだすよう励ますことである。

A8.○:意思決定には、必ず不確実性が伴う。【木村先生④P300、⑤P294】

(全8問)