方策の実行の支援【一問一答】

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各回1~2問の出題であり、支援の基本姿勢から導ける選択肢も多いですが、一問一答を解き、出典の該当箇所を一読して、違和感のある内容があれば、それを特に印象付けておきましょう。出典はやはり木村先生が多いです。

(全7問)

Q1.方策の実行の最初のステップにおいて、キャリアコンサルタントは、可能性のある方策のうち、ベストなものだけをクライエントに提供する。

A1.×:ベストなものだけを提供するのではなく、選択肢を並べながらメリット、デメリットを比較検討し、ターゲットを実現するために適当なものを1つを選ぶ。【木村先生④P297、⑤P291】

Q2.方策の実行のため、具体的な行動を文書にした「契約書」を取り交わすことも必要になることがある。

A2.○:木村先生の著書に契約書の例があるので、一読しておきましょう。【木村先生④P297、⑤P291】

Q3.方策の実行の過程のなかで、情報収集や提供はキャリアコンサルタントがすべて行い、クライエントに情報収集はさせない。

A3.×:情報提供の原則は、クライエントが情報を得る方法を教えることである。【木村先生④P299、⑤P293】

Q4.クライエントにとって否定的な情報は、クライエントに受け入れられにくいが、納得してもらうまで説明をすべきである。

A4.×:キャリアコンサルタントは一般情報を伝え、クライエントがそれをもとに現実に合わせるようにするなど、クライエントに自己学習をさせるのが良い。【木村先生④P300、⑤P294】

Q5.クライエントの適応を妨げるような習癖、行動パターンといった不適切な習癖の矯正には関わるべきではない。

A5.×:キャリアコンサルタントが治すのではなく、矯正するための方策をクライエントが実践するように援助する。【木村先生④P305、⑤P299】

Q6.方策がクライエントの欲求や価値観、置かれた状況に反する場合には、方策に合わせて実行するよう説得を行う。

A6.×:クライエントのニーズに合うよう方策を変更する。【木村先生④P297、⑤P291】

Q7.方策の実行の支援における助言に関し、大学卒業後、無職の状態を約10年続けているクライエントに対し、求職者支援訓練制度の概要や相談窓口について助言した。(第5回問44類題)

A7.○:求職者支援訓練は、雇用保険を受給できないブランクの長い求職者が、無料で職業訓練を受講できるため、適切な助言といえる。

(全7問)