自己研鑽及びキャリアコンサルティングに関する指導を受ける必要性の認識【一問一答】

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自己研鑽とスーパービジョンに関する大問は、第2回と第3回で出題されています。いずれも比較的易しい選択肢です。なお、キャリアコンサルタント倫理綱領にも、「自己研鑽」について明記されていますので、該当条文(第4条)を確認しましょう。

 キャリアコンサルタント倫理綱領

(全7問)

Q1.スーパービジョンを受ける人のことをスーパーバイザーといい、提供する人をスーパーバイジーという。

A1.×:逆である。スーパービジョンを受ける人をスーパーバイジー、提供する人をスーパーバイザーという。

Q2.自己研鑽は、知識やスキルを習得し、キャリアコンサルタント資格を取得することにより完了する。(第2回問48類題)

A2.×:資格取得がゴールではない。

Q3.キャリアコンサルタントは、上位者からの指導を受ける等、常に資質向上のための自己研鑽に努めなければならない。

A3.○:キャリアコンサルタント倫理綱領第4条にも明記されている。

Q4.スーパービジョンは、相談者への理解が深まるだけでなく、スーパーバイジー自身の人としての成長にも繋がることがある。

A4.○:スーパーバイザーとの援助的対人関係を通じて、スーパーバイジー自身の気づきや、自己理解が深まることもある。

Q5.スーパービジョンは、初心者の段階では有用だが、経験を積み面接スキルに熟練した後は必要ではない。

A5.×:経験を積み熟練した後にも、スーパービジョン等による資質向上に努める必要がある。

Q6.大学生向けのキャリアコンサルティングを行っている場合には、新卒採用の動向や、新卒向けの就職指導に精通すべきであり、組織を取り巻く社会、経済、環境の動向などに関心を払う必要はない。

A6.×:新卒採用の動向や就職指導に精通することはもちろんのことだが、キャリアコンサルタントは、組織を取り巻く社会、経済、環境の動向等に関心を払うべきことが、キャリアコンサルタント倫理綱領第4条にもうたわれている。

Q7.スーパーバイジーは、スーパーバイザーをいったん選んだ後は、継続して同じスーパーバイザーにスーパービジョンを依頼しなくてはならない。(第3回問48類題)

A7.×:変更や複数のスーパーバイザーへの相談は可能である。

(全7問)