②キャリアコンサルティングの役割の理解

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キャリアコンサルタントの役割は、毎回出題されており、必ず得点したい内容です。次のキャリアコンサルタントの活動(倫理綱領)とあわせ、支援の基本姿勢を身に付けていれば、正解を導くことは決して難しくありません。迷った時も、常識的アプローチでいきましょう。

 キャリアコンサルタント倫理綱領

(全8問)

Q1.キャリアコンサルティングにおいては、傾聴に努めることが大切であり、キャリアに関する情報提供や職業生活設計、能力開発に関する助言などの支援は行うべきではない。(第1回問3類題)

A1.×:傾聴に努めるだけでなく、情報提供や職業生活設計、能力開発に関する助言や指導などの支援を行うべきである。

Q2.キャリアコンサルタントの役割は、自らが直接、相談者の問題点の解決を行うことにある。

A2.×:相談者が、自分で自分の問題を解決するための支援を行うことが役割である。自己決定権については、キャリアコンサルタント倫理綱領にも規定がある。【キャリアコンサルタント倫理綱領第9条】

Q3.キャリアコンサルタントは業務独占資格である国家資格保有者として、高い倫理観を持って活動することが求められる。(第4回問4類題)

A3.×:キャリアコンサルタントは業務独占資格ではなく、名称独占資格である。キャリアコンサルタントは、キャリアコンサルタントの名称を用いて、キャリアコンサルティングを行うことを業とする【職業能力開発促進法第三十条の三】

Q4.キャリアコンサルタントは、相談が適切であったかどうかについて、第三者ではなく、自己評価や相談者による評価により判断を行うことが大切である。(第1回問5類題)

A4.×:相談者のプライバシー保護を前提に、上位者による客観的な指導を受けることも大切である。キャリアコンサルタント倫理綱領第4条においても、上位者からの指導による自己研鑽に努めることが記載されている。【キャリアコンサルタント倫理綱領第4条】

Q5.相談者の問題が、相談者を取り巻く環境の問題を含む場合には、相談者自身で環境に働きかけをすべきであり、キャリアコンサルタントが行うべきではない。

A5.×:相談者を取り巻く環境への働きかけをキャリアコンサルタントが行う場合もある。【キャリアコンサルタント倫理綱領第11条】

Q6.相談者に職業訓練や職場体験(インターンシップ)などの啓発的体験の情報を提供することは、キャリアコンサルタントの活動範囲外である。(第3回問4類題)

A6.×:こうした啓発的体験の支援を行うことは、キャリアコンサルタントの重要な役割である。

Q7.キャリアコンサルティングにおいて、相談者が法律問題に悩んでいたため、直ちに一切の支援を中止した。(第4回問5類題)

A7.×:一切の支援を中止するのではなく、相談者の承諾を得たうえで法律の専門家にリファーし、その後の経過を確認すべきである。

Q8.キャリアコンサルタントは、相談者が来ることを待つことが望ましく、組織や社会に対して、積極的にキャリア形成の必要性などを発信する必要はない。(第3回問5類題)

A8.×:個人の主体的なキャリア形成の重要性を広く社会に普及啓蒙することも大切である。

Q9.カウンセリングの目的は、個人のより良い適応と成長、個人の発達を援助することに重点を置くのではなく、問題行動の除去や治療に重点を置く。(技18回問3類題)

A9.×:逆である。問題行動の除去や治療に重点を置くのではなく、個人のより良い適応と成長、個人の発達を援助することに重点を置く。【木村先生P221】

Q10.キャリアコンサルティングの役割は、カウンセリングだけではなく、コンサルテーション、関係者の協力、教育の機能も重視すべきである。【技18回問3類題】

A10.○:「カウンセリングのみでなく、コンサルテーション(Consultation)、関係者の協力(Coordination)、教育(Education)の機能を重視する。」【木村先生P222】

(全10問)