①社会及び経済の動向並びにキャリア形成支援の必要性の理解

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この出題範囲では、時事問題が出題されることが多く、なかでもデータの出典となることが多い、「労働経済の分析」の内容を確認します。労働経済の分析は、毎年9月末に厚生労働省から公開されますが、年度が変わると最新版が出題される傾向がありますので要注意です。

こちらのページでは、平成30(2018年)年9月に公開された、「平成30年版労働経済の分析」から、気になるデータや調査結果、登場している用語などを一問一答形式で確認しましょう。

 平成30年版労働経済の分析

(全15問)

Q1.2017年度平均の完全失業率は、2.7%の低い水準となった。

A1.○:1993年度以来24年ぶりの低い水準である。【P5】ちなみに、2018年度平均の完全失業率は2.4%とさらに低い水準となった。

Q2.2017年度平均の有効求人倍率は2倍を超えた。

A2.×:2017年度平均の有効求人倍率は1.54倍となった。【P5】ちなみに、2018年度の平均は1.62倍とさらに上昇している。

Q3.我が国の失業率は、OECD主要国の動向と比較すると高い水準にある。

A3.×:2017年のOECD平均は5.8%であり、我が国の失業率は最も低い水準にある。【P16】

Q4.年齢階級別の完全失業率は、男女ともに65歳以上が最も高い。

A4.×:完全失業率が最も高い年齢階級は15歳~24歳である。【P17】

Q5.女性の労働力人口は、2016年より2年続いて、労働力人口が非労働力人口を下回る状況となった。

A5.×:2年続いて、労働力人口が非労働力人口を上回った。女性の労働参加はさらに進んでいる。【P26】

Q6.日本で働く外国人労働者数は、2017年10月末で128万人となり過去最高を更新した。

A6.○:128万人は暗記の必要はないが、規模を押さえておく。ちなみに国籍別では、多い順で、中国、ベトナム、フィリピン、ブラジル、ネパールである。【P40】

Q7.労働者の月間総実労働時間は、2013年以降増加傾向にある。

A7.×:2013年以降減少傾向にある。【P46】

Q8.OECD主要国(G7)の中で、我が国は名目労働生産性、実質労働生産性ともに、G7の中で最も高い水準にある。

A8.×:フランス、ドイツ、米国の水準に対して、おおむね0.7倍であり、最も低い水準である。【P74】

Q9.病気治療をしながら就労する者の、仕事のある者に対する割合は、約10%である。

A9.×:病気治療をしながら就労する者は2016年に2076万人であり、仕事のある者のうち、34.9%を占めている。【P99】

Q10.我が国のGDPに占める企業の能力開発費の割合は、他の先進国と比較して突出して高い。

A10.×:GDPに占める企業の能力開発費の割合は、米国2.08%、フランス1.78%、ドイツ1.20%に対して、日本は0.10%で突出して低い。【P89】

Q11.無期労働契約でありながら、勤務地、職務、労働時間などが限定的な正社員のことを、「限定正社員」といい、その働き方に注目が集まっている。

A11.○:限定正社員がいる企業の割合は全体で20.6%、1000人以上の大企業では46.8%と半数近くに達している。【P106】

Q12.能力開発と離職率の関係において、計画的な OJT や OFF-JT を実施している事業所では、従業員の離職率が低い傾向にある。

A12.○:能力開発の積極的な実施が、従業員の仕事に対するモチベーションの上昇につながり、ひいては離職率の低下にもつながっていく可能性があるとされる。【P133】

Q13.日本生産性本部が実施している2018年「新入社員 春の意識調査」において、新入社員が働き方改革で最も関心のある勤務形態の1位(男女計)は、在宅勤務であった。

A13.○:男女計では、在宅勤務、転勤のない地域限定勤務、短時間型勤務が上位3位であった。【P211】

Q14.正社員間での転職において、転職者が「現在の勤め先を選んだ理由」については、「賃金が高いから」の割合が最も高い。

A14.×:「仕事の内容、職種に満足がいく」、「自分の技術・能力が活かせるから」、「労働条件(賃金以外)がよいから」などの理由が多い。【P249】

Q15.キャリアコンサルティングを過去に経験したことがある者に調査した、キャリアコンサルティングの相談内容として最も多いのは、「賃金や処遇」についてであった。

A15.×:「転職」が特に多く、「仕事内容」、「自分の職業の向き不向き」と続く。【P263】

(全15問)

「労働経済の分析」はボリュームがありますので、資料を読むときには、「違和感」や「驚き」のあった項目をよく印象づけておきましょう。逆にそれらが無い時にはどんどん読み進めましょう。現代の労働、雇用を知る良い教科書ですので、頑張って!