グループによる対人支援と必要なスキル(1)

Check Sheet ONOFF

Check Sheet機能をご活用ください。

グループに対して支援を行うことのメリット

①自己理解を多面的に進めることができる。
②自分のコミュニケーション上のパターンの把握に役立つ。
③1人の支援者が一度に複数の人に対処できる。
④グループの成熟度が増すと、自主的・自律的に活動できるようになり、参加者同士で相互に支えあうことができる。
⑤新たな行動をあえてやってみる機会になる。

グループに対して支援を行うことの限界

①個人の固有のペースに合わせることが難しい。
②各人が同様に話をする機会が保障されるとは限らない。
③支援者に、1対1の対人支援とは別のスキルが求められる。
場所スケジュールの調整に配慮が必要となる。

グループとは何か

条件 ①参加者が共通の目的を持っている
②参加者間に相互のやりとりがある。
③基本的に対面的なものである。

グループの種類

K.レヴィン(アメリカ) Tグループ(Training Group)
C.R.ロジャーズ(アメリカ) ベーシック・エンカウンター・グループ
國分康孝(日本) ファシリテーターが主導権をとる、「構成的エンカウンター・グループ」を提唱

・グループの目的と形式 R.W.トーズランドらが整理

意図的につくられたグループ 治療的グループ
課題グループ
自然に誕生したグループ 相互に確かめ合いたいといったニーズに基づいて、自発的、自然発生的に集まるもの