職業情報提供サイトや他の改訂サイト【まとめと問題】

Check Sheet ONOFF

2020年に新たに誕生した「職業情報提供サイト」、「キャリア形成サポートセンター」。さらに大幅リニューアルのあった「ハローワークインターネットサービス」、機能の追加削除があった「ジョブ・カード制度総合サイト」について、今後の出題が予想される内容のポイントまとめと予想問題を作成しました。

画面上部のCheck Sheet機能をOnにして、キーワードの整理と問題演習をしてみましょう。

職業情報提供サイト(日本版O-NET)の新設

2020年3月に待望の職業情報提供サイト(日本版O-NET)が誕生した。このサイトでは、スキル・知識、免許・資格、テーマ別、職種カテゴリー、職業分類、産業別に検索をして、職業を調べることができる。

職業情報提供サイト

【目的】職業情報提供サイトは、「ジョブ」、「タスク」、「スキル」等の観点から職業情報を「見える化」し、求職者等の就職活動や企業の採用活動等を支援する。

【対象】就業経験のない人、再就職先を探している人、学生のキャリア形成を支援する人、求職者への職業相談・職業相談を行う人、企業内の人材活用に取り組む人等。

【機能】サイトでは職業検索のみならず、キャリア分析、人材採用支援、人材活用シミュレーション、マイリスト機能を提供している。

機能名 特徴
職業検索・職業情報提供 500種の職業情報では、職業解説・職業動画・しごと能力プロフィール等を掲載
キャリア分析 これまでの職歴から「スキル」などの自分の「しごと能力」プロフィールを作成できる
人材採用支援 求める人材の職務要件シート(求人票)を作成できる
人材活用シミュレーション 社内の人材データを可視化し、人材の配置、教育訓練などの検討ができる
マイリスト 調べた職業、「しごと能力」プロフィール、キャリア分析・人材活用シミュレーションの結果、作成した職務要件シートを保存できる

【活用ガイド】求職者向けの日本版O-NET活用ガイドが2020年8月に掲載された。

 (参考資料)日本版O-NET活用ガイド

職業情報提供サイトの内容を実感するために、例として、キャリアカウンセラー/キャリアコンサルタントの職業解説をご覧ください。

ハローワークインターネットサービスの変更点

ハローワークインターネットサービスは2020年1月に大幅にリニューアルされた。

ハローワークインターネットサービス

【リニューアルの内容】主な変更点は次のとおりである。

スマートフォンやタブレットへの対応。

求職者マイページが開設できるようになり、お気に入りの求人や求人検索条件の保存が可能になった。なお、マイページを開設するには、ハローワークへの求職登録が必要である。

・ハローワーク内に設置されたパソコンや、自宅のパソコンやタブレット、スマートフォンからでも求職申込み情報の入力(仮登録)ができるようになった。

求人者マイページが開設できるようになり、オンライン求人申込みやハローワークへの採否連絡ができるようになった。

求人票が一新され、掲載情報量が増して求人企業の情報を深く知ることができるようになった。

・求職者マイページでは、ハローワークからの紹介で応募した求人企業と、メッセージ機能によるやりとりができる(応募した求人企業が、求人者マイページを開設している場合に限る)。

・希望により、ハローワークに求人を申し込んでいる事業所に、求職登録した人の求職情報の公開ができる(氏名や連絡先など個人が特定できる情報は公開されない)。

なお、リニューアル前のサイトに掲載され、これまでも何度か出題されている、400種の職業解説(PDF)は削除されたことには注意が必要であるが、新設された職業情報提供サイトに移管されたと捉えるのが自然である。

また、これまでにも出題されている、職業分類(厚生労働省編職業分類)や、履歴書・職務経歴書の書き方、雇用保険手続きのご案内や教育訓練給付制度などについては、サイトマップのページから閲覧することができる。

(参考資料) ハローワークの利用方法が変わります。

キャリア形成サポートセンターの新設

ジョブカード制度総合サイトのメール相談サービスが2020年3月をもって終了した後、キャリア形成サポートセンター(旧ジョブ・カードセンター)でのキャリアコンサルティングの無料サービス等が開始された。キャリア形成サポートセンターのサイトから、主なサービス内容について確認する。

キャリア形成サポートセンター

【内容】キャリア形成サポートセンターでは、企業・団体、個人、学校関係者に対して次のようなサービスを提供している。

企業向け:ジョブ・カードやセルフ・キャリアドックを活用し、キャリアコンサルティングを行いながら、キャリア形成と職業能力開発を総合的に支援する。雇用型訓練の導入支援も行っている。

個人(在職者)向け:対面またはweb面談により無料のキャリアコンサルティングを行っている。

学校関係者向け:ジョブ・カードを活用したキャリア教育や就職活動支援、学生主体のキャリアプランニングの実施支援を行っている。

【拠点】2020年4月現在、全国各地に37か所の拠点がある(業務受託している運営会社パソナに設置されている)。

ジョブ・カード制度総合サイトの変更点

ジョブ・カード制度総合サイトは、2020年3月から5月のリニューアルにより、下記の変更があった。

ジョブ・カード制度総合サイト

・キャリアコンサルタントによるメール相談サービスが終了した。

・これまでの職業スキルチェックに加えて、RIASECによる自己診断と価値観診断を行う機能が追加された。【ジョブ・カード制度総合サイト

実践的能力証明シートの作成ができるようになった。分野はホワイトカラー分野、医療・介護分野、IT分野があり、それぞれ学生・社会人(エントリ)向けと社会人向けに分かれている(2020年10月現在)。

実践的能力証明シートの作成の流れは、振り返りワーク(経歴一覧、ライフラインチャート、自身の「強み」、人脈マップ)を行った後に能力証明シート(職務・学習経験、注力した経験、発揮・獲得した能力、アピールポイント)を作成する。【ジョブ・カード制度総合サイト

・ジョブ・カード活用ガイドの掲載。

(参考資料) ジョブ・カード活用ガイド

予想問題

【職業情報提供サイトの新設】

Q.職業情報提供サイトでは、職業分類から職業解説を検索することができる。

A.厚生労働省編職業分類別に職業解説が整理されており、職業分類から検索することができる。

Q.職業情報提供サイトでは、免許や資格名から職業を検索することはできない。

A.×免許や資格名から職業を検索することができる。

Q.職業情報提供サイトの利用には、ハローワークで求職登録が必要である。

A.×ハローワークでの登録は不要である。誰でも利用できる。

Q.職業情報提供サイトには、約1000種の職業解説が掲載されている。

A.×約500の職業情報を掲載している。

Q.職業情報提供サイトでは、職業解説の動画が掲載されている。

A.職業解説のための約90秒程度の動画が掲載されている。

Q.職業情報提供サイトの職業情報には、その職業に就業するための入職経路や、労働条件の特徴などが掲載されている。

A.そのほか、仕事の概要や、仕事をするのに必要なスキルやデータ等の仕事能力プロフィールが掲載されている。

Q.職業情報提供サイトでは、これまでの職歴等を入力することにより、キャリア分析を行えるが、希望する職業で求められるスキルとのギャップを照合することはできない。

A.×キャリア分析のコーナーでは、これまでの職歴等により、保有しているスキル・知識等のレベルと希望する職業で求められるスキル・知識等との類似性やギャップを照合できる。【職業情報提供サイト

Q.職業情報提供サイトでは、人材採用のための求人票を作成することはできない。

A.×求める人材の詳細なタスク・スキル等の情報を盛り込んだ職務要件シート(求人票)を作成することができる。

Q.職業情報提供サイトでは、検索した職業や、キャリア分析・人材活用シミュレーションの結果等を保存することはできない。

A.×マイリストとして保存して、後から参照したり再利用することができる。

Q.職業情報提供サイトの人材活用シミュレーションでは、企業内の教育訓練・人材育成に際して、必要なスキル・知識等を明らかにすることができる。

A.現状の人材と将来あるべき人材の姿を客観的に比較でき、人材の配置、教育訓練などの検討ができる。

【ハローワークインターネットサービスの変更点】

Q.ハローワークインターネットサービスは、スマートフォンやタブレットの画面に最適化されている。

A.2020年1月のリニューアルにより、スマートフォンやタブレットに対応した。

Q.ハローワークインターネットサービスでは、求職者、求人者のどちらもマイページを作成することができる。

A.求職者、求人者のどちらもマイページを作成することができる。

Q.求職者マイページの開設にはハローワークへの求職登録は不要である。

A.×求職者マイページの開設には、ハローワークへの求職登録が必要である。

Q.ハローワークインターネットサービスでは、求職申込み情報の入力(仮登録)することはできない。

A.×自宅のパソコンやタブレット、スマートフォンからでも、求職申込み情報の入力(仮登録)することができる。

Q.ハローワークインターネットサービスでは、約400種の職業解説(PDF)を閲覧することができる。

A.×2020年1月のリニューアルにより、約400種の職業解説は削除された。

Q.ハローワークインターネットサービスでは、求人企業に対して経歴や希望条件などをアピールする求職公開は行っていない。

A.×希望により、ハローワークに求人を申し込んでいる事業所に、求職情報の公開ができる。

【キャリア形成サポートセンターの新設】

Q.キャリア形成サポートセンターでは、企業に対してジョブ・カードやセルフ・キャリアドックの導入等を行っている。

A.ジョブ・カードやセルフ・キャリアドックを活用し、キャリアコンサルティングを行いながら、キャリア形成と職業能力開発を総合的に支援する。

Q.キャリア形成サポートセンターでは、個人(在職者)に対して、メールによるキャリアコンサルティングを行っている。

A.×個人(在職者)に対して、対面またはWebによるキャリアコンサルティングを無料で行っている。

Q.キャリア形成サポートセンターでは、個人(在職者)に対して、職業紹介を行っている。

A.×職業紹介は行っていない。【キャリア形成サポートセンター

Q.キャリア形成サポートセンターでは、学校関係者向けの支援は行っていない。

A.×学校関係者向けの支援として、ジョブ・カードを活用したキャリアプランニングの支援などを行っている。

Q.キャリア形成サポートセンターは、東京都及び大阪府の2か所に設置されている。

A.×2020年4月現在全国37か所に設置されている。【キャリア形成サポートセンター

【ジョブ・カード制度総合サイトの変更点】

Q.ジョブ・カード制度総合サイトにおいて、RIASEC診断を行うことができる。

A.職業スキルチェックや、RIASEC診断や価値観診断を行うことができる。

Q.ジョブ・カード制度総合サイトでは、実践的能力証明シートを作成することができる。

A.自分がこれまでに身につけてきた実践的な職業能力を明らかにすることができ、その能力は、自分の強みとして就職活動や社内の人事面接等でのアピールポイントになる。【ジョブ・カード制度総合サイト

Q.ジョブ・カード制度総合サイトにおいて、2020年4月以降もメール相談サービスは継続している。

A.×ジョブ・カード制度総合サイトでのメール相談サービスは、2020年3月をもって終了した。