合格まであと少しです。応援しています。

決戦はいよいよ明日に迫りました。

みなさんのご健闘と合格をお祈りするばかりですが、合格へのエールに代えて、試験当日に気をつけてほしいことをお伝えします。

会場には早めに到着しましょう。

会場までの経路を確認し、時間には余裕を持って到着するようにしましょう。今日までにやり込んだ教材などを持ち込んで、やれば出来る感を高めていきましょう。そして、気持ちを落ち着かせ、心を整えましょう。

試験開始の合図のあとは、静かに深呼吸しましょう。

学科試験では一分一秒を争う時間との戦いになることはまずありませんから、急いで着手する必要はありません。まずは深呼吸してから、心を落ち着かせてから問題用紙をめくりましょう。

問題の指示はしっかりと確認しましょう。

緊張感ゆえか、人間らしさゆえか、人は誤解や思い込みをしてしまうものです。問題文の「適切なもの」、「不適切なもの」、「適切なものはいくつ」といった指示はアンダーラインなどをして印象づけましょう。選択肢文中での「である」、「でない」、「最も」、「しなければならない」などの表現にも気をつけましょう。

出鼻をくじかれないように、問1、問2には注意です。

最初の問題問1や問2は、いわゆる時事問題が出題されることが多く、タイムリーなトピックゆえ、これまで未出題の内容や、ノーマークの資料から出題されることもあります。その際には落ち着いて、持てる知識でアプローチしましょう。消去法や積極法で仲間外れを探しましょう。くれぐれも、出鼻をくじかれないようにしましょう。

捨て問はあります。

標準的な難易度の回でも5問程度、高い難易度の回では10問程度、正解を導くことが非常に困難な問題があります。こうした問題は「捨て問」と位置づけています。取れなくても仕方有りません。35問を獲得すれば良いのです。

捨て問もどきに気をつけて。

初出題のトピックや知らない資料など、一見回答が困難そうに見えるものの、正解選択肢のみは、明らかに正しいもの、誤っているものなど、比較的易しく選択できることもあります。難しそうに見えても、諦めずに選択肢を一つずつ丁寧に検討しましょう。くれぐれも、戦意喪失しないようにしましょう。

選択肢の文章をジーッと穴が空いてしまうくらい凝視してみましょう。仲間外れを探しましょう。

心が折れてしまいそうになったら。

難易度については神のみぞ知ります。

ですからなんとも言えませんが、キャリアに関する理論、人事管理及び労務管理の知識、労働関係法令、カウンセリングの技能・知識、学校教育制度及びキャリア教育の知識などには難問も織り交ぜられてくるでしょう。

厳しい出題内容が続いて、もしも心が折れてしまいそうになったら、良い作戦があります。例えば、問38くらいから約10問続く、第4科目や第5科目の比較的解きやすい問題にトライしてみましょう。順番どおりに解かなくても良いのですよ。

後半の問題では支援の基本姿勢から、常識的に解ける問題もあるはずです。得点を確保するとともに、心を整えましょう。ただし、その際にはマークミスにはくれぐれもお気をつけ下さい。

35問の獲得が必達目標です。

難問や捨て問はあるものとして受け入れ、落ち着いて問題選択肢を検討し、35問を獲得してきましょう。心が折れてしまってはいけませんよ。グッと堪えてください。

難しい問題が多いと感じたら、「それでも35問は取れるように出来ている」と思うようにして下さい。強い気持ちを持って、勇気をもって果敢に選択肢をじっくり検討してみてください。きっと、35問の正解は後から付いてくるでしょう。

また、見直しではマークミスを中心に確認しましょう。内容の検討、修正はくれぐれも慎重にしましょう。一概には言えませんが、初見時の熟考の集中力は頼りになるものです。思い違い、勘違いなどをしていないかを確認しましょう。

論述試験は指示を守って、埋める。

学科試験が終わったら、学科試験のことはひとまず忘れて、論述試験に備えましょう。昼休み時間もかなり長いと思いますから、お昼ごはんをゆっくり食べて、論述試験に集中できるよう、リフレッシュしましょう。学科試験の答え合わせで一喜一憂すると疲れてしまいますからそれはほどほどに。

論述試験について、私がお伝えしたいことは、問題文、逐語録をまずはじっくりとよく読んで、「指示を守って解答欄を埋める」ことです。よく読まずに書き始める方がいますが、二度手間を生んでしまったりします。

特にJCDAでは時間との戦いになることが多いです。論旨や文章に自信がなくても、全ての問題に答えましょう。記入されていないと採点されません。また、不要な減点、思わぬ低得点を防ぐために指示は必ず守りましょう。

学科でも論述試験でも、焦りそうになったら深呼吸。

最後まで諦めずに。

みんなで合格しましょう。

応援しています。

原田政樹

追伸:帰宅されましたら、解答速報にも是非お越し下さい。アンケートもご用意していますので、是非、みなさんのお声をお伝え下さい。

             

コメントを残す