【最頻出】令和2年度能力開発基本調査が公表されました。

はじめに、ここ数日間発生している、大雨被害にあわれた方に、心よりお見舞い申し上げます。

特に、静岡県熱海市の行方不明の方々のご無事を祈るばかりです。そして、今日も広い範囲で雨が降り続いています。河川の近く、土砂災害の危険のある地域にお住まいの方や、仕事場のある方は、くれぐれも安全第一にて、お気をつけ下さい。

昨日、今日とキャリアコンサルタント試験(JCDA:日本キャリア開発協会)と、2級の面接試験が行われています。

JCDAの面接試験を終えた方からのお声も届き始めていますが、試験を終えたみなさん、本当におつかれさまでした。

面接試験の自己評価はとても難しいものがありますが、一度だけ、じっくりと記憶が鮮明なうちに、カウンセリングを振り返っておきましょう。「もっと、あーすれば、こーすれば」と思ってしまうものですが、結果は神のみぞ知ります。

出来た、出来ない、悔しい、悲しい、または緊張しすぎて全く覚えていないといった、ご感想や手応えは人それぞれと思いますが、結果については合格発表の8月10日(火)まで待ちましょう。

合格をお祈りしています。

次週以降に面接試験のみなさんは、引き続き、心身のコンディションを整えることを意識して、試験までの日々を過ごしましょう。

さて、本題です。

超頻出資料の最新版が公表されました!

第17回試験の学科試験が終わるのを待っていてくれたかのように、試験で最も出題される官公庁の資料、「能力開発基本調査」の最新版「令和2年度版」が、先日6月28日に厚生労働省より公表されました。

令和2年度「能力開発基本調査」の結果を公表します(厚生労働省)

 調査結果の概要

この調査は、厚生労働省が実施する、国内企業の「能力開発に関するアンケート調査」で、企業、事業所、労働者に対して毎年実施され、結果が公表されます。

これまでに出ていないのは第3回のみで、多い時は2問分出題されるような超頻出資料で、内容的にも結構詳しく出題されることが特徴です。

見ておかないとヤバいよ、ヤバいよな資料です。

この調査結果は、今後、国などが人材開発、人材育成のための政策立案の基礎資料になる重要な資料なのですが、同時に、キャリアコンサルタントにとっては、現状把握と今後の活動の方向性を検討するための基礎資料にもなります。

業務に生かせる素材にもなる。

企業の教育研修や労働者の自己啓発の現状や課題、キャリアコンサルティングの仕組みの整備、実施状況や課題を知ることは、企業内キャリアコンサルタントであれば、自社での取組状況の改善や提案、世の中との比較に役立つことでしょう。

フリーのキャリアコンサルタントや人材育成支援サービスをしている会社であれば、クライエント企業への情報提供や営業提案や、提案実施した施策のフィードバックのための材料にもなるでしょう。

直接、教育研修やキャリアコンサルティングに関わっていない、という方も、自らが勤務している会社や関係する会社を思い浮かべながら、調査結果との相違、ギャップなどに注意して見てみるのも良いでしょう。

何年度版が出題されるのか?

この資料についてはは第3回試験を除いて、毎回出題されていますが、毎年公表されているため、どの版が出題されるのかが気になるところでしょう。

調査の内容が問われる際には、「令和○年度版能力開発基本調査(厚生労働省)によると」という断り書きが必ず記されていることでしょう。

これまでの時期的な傾向を紹介すると以下のようになります。

3月末に公表された時は5月試験では出題されずに、8月試験で新年度版が出題されました(この時は年4回試験実施)。

また、昨年のケースで、5月末に公表された時は、11月上旬の試験で出題されました。

今回は6月末公表で10月末試験です。

全く同じ時期での例が無いなかでの推測ではありますが、おそらくは第18回試験では、最新版(令和2年度版)が出題されることでしょう。

もしも令和元年度版が出題されたとしても、多くの項目は概ね似た結果になっていますので、最新版を見ておけば良いでしょう。

気になる相違点がもしもあれば、今後、まとめや過去問解説にて紹介していきますので、第18回合格を目指すみなさんは、基本的に最新の令和2年度版だけを確認していきましょう。

この資料の影響による、今後のサイトの改訂予定

令和2年度能力開発基本調査の公表を受け、サイト内容の改訂を行います。

楽習ノートプラス(まとめ編と問題編)の令和2年度版対応

過去問解説(第1回〜)の令和2年度版対応、解説の付記。

その他、掲載している問題等への令和2年度対応を集中的に行います。

この資料はプリントアウトして精読しましょう。

PDFで確認するのも良いのですが、この資料については印刷しておいて、隙間時間や移動時間にじっくり読んだり、これまでの出題内容を確認できるようしておくことをおすすめします。

細かい内容が出題されることもあります。試験までの間、学習中にすぐに取り出して、確認ができるようにしておきましょう。

全部で63ページですから、決して少なくはありませんが、印刷の設定で2面付などで印刷しますと2分の1の枚数となります。

 調査結果の概要

資料の読み方について

官公庁発信の資料は、試験でもよく出題される反面、養成講座などではあまり触れない、といいますか、多くの講座ではほとんど触れない内容のため、自己学習が必要になります。

こうした公的な資料やデータって、どうしても、無味乾燥に思えてしまいますよね。

そこで、おすすめの視点といいますか、姿勢をお伝えします。

試験によく出る資料については、よく読み、内容を理解する必要がありますが、資料を読む際には、自らの知見、経験、感覚、情報感度を大切にしてください。

え!そうなの?というギャップは、ありませんでしたか。

自分が思っていた調査結果(順位や理由など)と違うとか、自分の勤務する会社の取り組みが、世間と比べて大きく進んでいるとか、逆に遅れているとか。

特に「あれ?意外」と思った内容は、強くインプットをしておきましょう。

逆に、違和感を感じることなく、「それはそうだよね、ですよね。」と納得できるものについては、試験で出題されても、正誤判断に困ることはまず無いでしょう。

また、アンケート結果のランキングの1位は必ずよく確認しましょう。その際も印象を合わせて確認しましょう。調査結果で、最も多かったのはどれかは?の出題は本当に多いです。2位は覚えなくて良いです。

嫌われがちな資料の読解ですが、なるべく自分ごとして捉えてみると、案外、記憶や印象に残るものです。ご自分ではなくてもご家族や友達、その所属企業などを想定してもよいでしょう。

資料を読む際の視点として、是非、参考にしてみてください。

楽習ノートとみん合☆一問一答を順次改訂していきます。

みん合☆サイトの「楽習ノート」と「みん合☆一問一答」については、この内容以外にも、改善リニューアルと、広告削除のための大幅改訂を7月より開始いたします。

やや内容が古くなってしまったものもありますし、最近の試験傾向に、よりフィットさせるために、じっくりと内容を見直して、じっくりと修正したいと考えてます。

今でもたくさんの方にご利用頂いていますが、もっともっと、お役に立てて、わかりやすいサイトになるように工夫してまいります。

これについては、詳細をあらためてお伝えいたしますが、新しいページが揃うまでは、現行のページも引き続きご覧になれるようにしておきますので、ご安心ください。

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